出演作品について♪(ドラマ編)

2009年1月13日 (火)

「あんみつ姫2」

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[原案] 倉金章介 [脚本] いずみ吉紘

[企画] 松崎容子

[放送日] 2009年1月11日

[出演者] 井上真央(あんみつ姫)、内田朝陽(野牛九兵衛/鏡餅之介)、今井悠貴(甘栗の助)、和久井映見(てん茶)、京本政樹(金つばのリュウ)、中尾彬(阿久田偉観)、竹内力(我滅猪生)、杉本彩(錦玉)、中川翔子(いちご大福)、大塚寧々(胡桃姫)、はるな愛(比留豚姉妹:巴里酢)、白川由美(しぶ茶) ほか・・・

[あらすじ]

公式サイトをご覧下さい 

http://wwwz.fujitv.co.jp/anmitsu2/story.html

[感想]

ついにオンエアされましたねsign01久しぶりに時代劇の朝陽さんを堪能させて頂きました。まずは朝陽さんの今回の扮装ですが、「野牛九兵衛」の姿はとにかくワイルドでしたね~。朝陽さんは「黒一色の衣装で暖かかった」と仰ってますが、やっぱり色で太陽の熱の吸収率って違うものなのでしょうか?でも考えてみると、黒ずくめで思い出すのが「スピードマスター」の黒崎勇哉ですよね。っということはあの時、朝陽さんの衣装がゴム製だったことは差し引いても、真夏に黒い車に黒い服・・・相当暑かったんだな~wobblyと改めて納得しました。朝陽さんはなんせ冬に寒い格好での撮影とかが多いので、今回はまだマシだったのなら本当に良かったです。

それと今回は途中まで眼帯をされてましたよね?!2年前に中村獅童さんがある時代劇で”柳生十兵衛(今回の野牛九兵衛はこの名前をパロッたんですね)”を演じられた時、「眼帯をして立ち回りをすることに少し苦労しました。遠近感がつかめないので、相手の方に怪我をさせないよう細心の注意を払いました。」と仰ったんですよ。普通に生活するだけでも眼帯ってちょっと不便ですよね。(朝陽さんは今回眼帯のままで立ち回りはなかったですけどね。)あっ、でも眼帯を取った瞬間はドキっとしましたねcoldsweats02朝陽さんは目が大きくて眼力もバッチリなので、見開いた瞬間がすごく迫力ありましたね。それにこの眼帯を取る時の朝陽さんもすごく男らしくてカッコよかったですね。その後殺陣のシーンになりました。

朝陽さんの殺陣シーンはいくつかありましたが、どれも見ごたえありました。でも京本政樹さんは・・・やはりさすがでしたねconfidentあまりのメイクの濃さに驚きでしたが、あれでこそ「京本さん!」ですもんねnoteいや、本当にひとつひとつの動作も視線も隙がなくて、スピード感も抜群で相手を威圧する殺気のようなものが漂っていて、あっぱれでしたshine朝陽さんにとっては大先輩ですが、こうして共演されることでそこにある時代劇の”極意”をどんどん吸収し、学んでもらいたいですね。

そうだ、朝陽さんがスクエアで「募集してるみたいですよ!」って仰ってたのが何だかさっぱり分からなかったんですが、アレって「天下一武闘会」のことだったんですねcoldsweats01(思わずドラゴンボールだ!と思ったのは私だけではないでしょうね!笑)その掲示板を険しい顔で少し離れたところから見ていた朝陽さんの表情がすごく素敵でした~。

「あんみつ姫」はまさに痛快娯楽時代劇なので、時代考証などは関係なく本当にお気楽に楽しめるドラマだと思っていたのですが、その中に笑いやおふざけだけでなくキチンとしたメッセージが込められたストーリーが隠れていて、それが何とも魅力的なドラマだったと思います。そしてそのボーダーラインをみんなに示す存在が今回の朝陽さんだったように感じます。それにドラマの中で、「謎の人物」がいるというのはすごく楽しめますものね。はっちゃけたドラマの中で、一人真剣に仇討ちを誓って機会を伺う朝陽さんは、とにかくものすごい存在感でした。

一つ目の大きな見せ場は、怪我をした九兵衛とあんみつ姫が逃げ隠れているシーンで、朝陽さんが「オレは天涯孤独だ!あいつらをぶった切れんなら死んだって構わないsign03」と言い、井上真央ちゃん扮するあんみつ姫に思いっきりひっぱたかれる所でしょう!「死んで構わぬ命などあるものか!お主は天涯孤独などではない・・・・」と諭される所がとても素敵で深いシーンでした。

そして二つ目は中尾彬さん扮する阿久田偉観ら悪党らを成敗するクライマックスで、皆で追い詰めた悪党らを前に、朝陽さんが突然飛び出し父親の仇である阿久田偉観の喉元に刀を当て、「これはオレの敵討じゃない!・・・」と言うシーンです。この時の朝陽さんの表情は胸にこみ上げるものがありました。父親を殺された個人的な怒りと悲しみだけでなく、さんざん苦しめられてきた民の思いを感じ取って声を震わせる姿は、もう既にかがみ藩の立派な当主の姿ですよね。本当に素晴らしい熱演でした。

その後、胡桃姫から正式にかがみ藩の藩主に任ぜられた朝陽さんですが、この時の姿はまるで「新之助様!」ではありませんかheartでも今回は前よりずっとやわらかい表情で、あの笑顔にはノックダウンでしたhappy02お顔もやはり間違いなくすっきりされていて、去年の夏はなんだったんだろう・・なんて改めて思ってしまいました(朝陽さん、ごめんなさいcoldsweats01)。その後のお祭りシーンでもその爽やかな笑顔に再びノックダウンでした。あの「スマイル」は確実に私たちに幸せをくれましたよねheart04

そして毎度ながら最後はあんみつ姫との切ない別れシーンですが、今回は朝陽さんがあんみつ姫に告白しましたね。でもお互いに立場上多くの民の上に立つ身であり、自分のことだけ考えては動けず・・・この恋は叶いませんでしたweepでもその答えを朝陽さんは初めから分かっていたんでしょうね。「元気でな!じゃじゃ馬姫smile」と言って微笑む朝陽さんに完全に心を奪われてしまいました。そして最後に振り返ってお辞儀をする朝陽さんの凛々しさはもう・・・・confident

っということで、笑いあり涙ありの素敵なドラマでした。ところでちょっと余談ですけど、今回の個性の強すぎるキャストの皆さんの中で、「竹内力さん」は特に印象に残りました。っというのも、この方は「ミナミの帝王」シリーズで貸金の怖いお兄さんのイメージもありますが、実は初めの頃はとても爽やか路線を走ってた方なんですよ。私の年上の従姉妹が昔竹内さんのファンで、確か私が小学生の時にNHKで「ジェニーがやって来た」というファミリードラマをやっていて一緒に見てたんですが、その時は主人公の家族の長男の役ですごく爽やかだった記憶がありますし、「101回目のプロポーズ」では浅野温子さんの同僚で、田中律子さんに片思いされているバイオリニストの役だったし・・ホントにすごく爽やかで(顔は濃かったけど・・)従姉妹がものすごくときめいていたのを思い出します。いや、今回のようなぶっ飛んだキャラを演じられるのも、役者さんとしての才能だろうと思うのですが・・それにしても随分幅のあるすごい役者さんだな!と思ってビックリしましたcoldsweats01朝陽さんに直接関係ない話題ですみませんcherry

それで、予想はしていましたが今回、またまた朝陽さんの評価がすごくいいですね。あちこちでお褒めの言葉がいっぱいですよnoteこのブログにもたくさんの方が来て下さっています。やっぱり朝陽さんは時代劇に向いていらっしゃるのでしょうか?!本当に嬉しいですよね。まあほとんどが「カッコいい!」というコメントなのですが、中には「殺陣もすごく絵になってかっこいいのに、何故かあまり強くないのが笑えた。」「真央姫に助けられてるし(笑)・・」というものも。そういうシーンもありましたね。あれは竹内さん扮する我滅猪生があまりにも強すぎる!という設定なんでしょうね。「やっぱり、行方不明の殿様の息子の若さまでいい役でしたね。どちらもかっこよかった。時代劇の羽二重が似合いますね。あんなに庶民に支持されている若様は初めて見ましたけど(笑)。」というコメントも。あっ、それからビックリしたのが「ずっと野牛九兵衛の役をやっているのは”フルーツポンチの村上さん”だと思ってた。」というものです。確かにちょっと似ている気もしますけど、あの迫力の演技と表情はどう見てもプロの俳優さんでしょう!お笑い芸人さんでも芸達者な方はおられますけどね・・thinkあと「内田朝陽君は雰囲気も演じ方も反町隆史さんに似てきた。いつか織田信長を演じられるタイプだと思う。」とか・・。それに朝陽さんのことをご存知なくて、今回初めて注目して「この役者の名前が分からないけどハマッた。ドラマの最後のテロップをばっちり確認します!」というものも。ぜひこのブログまでたどり着いて下さいますように!一緒に応援しましょうね~happy01

では最後に、私が今回素敵heart01と思った朝陽さんを挙げたいと思います。

☆宿場「比留豚」で一人飲んでいる時、あんみつ姫と甘栗の助が話しかけてくるシーンで、あんみつ姫が誤解して阿久田をいい人だと言った瞬間に立ち上がって、「バカか、お前は!」と言い捨てて出て行くところですね。あの冷めた表情が素敵です。

☆この後追いかけてきたあんみつ姫が、この天下一武闘会で優勝した場合の願いを聞いてくるシーンで、「恨みを晴らす!」という一言を発して険しい表情で去っていく朝陽さんも良かったです。

☆またまた同じような場面で、部屋に入っていく悪党たちを見届けた朝陽さんが剣を抜きかけた瞬間、人が近づいて来た為にサッと鞘に戻すシーンです。う~ん、理由は分からないんですが、何かカッコ良かったです。

☆若様だと気付かれて大勢の民に囲まれた朝陽さんが、あんみつ姫に「お主はこの町の希望じゃ!」と言われて「みんな・・・・・」といって泣きそうになるシーンです。孤独だと思っていた自分にこんなにたくさんの人々が期待してくれていると分かったことは、どれほど嬉しかったでしょうね。その気持ちがとてもよく分かる素敵な朝陽さんの表情でした。

☆もちろん最後のクライマックスの登場場面です。絶対絶命のあんみつ姫の前に颯爽と現れ、「地獄の閻魔をぶった切り、蘇ってきたからには・・・」という決め台詞は最高に素敵でしたね。落ちていたあんみつ姫の薙刀を片足で拾い上げて渡すところもバッチリ決まってましたね。朝陽さんはもっともっと時代劇で活躍して欲しいですね。

こんな感じでまたいろいろ書きすぎて長くなってしまってスミマセンcoldsweats01いつもダメ出しする友人がこの記事を書いている時に遊びに来て、「何かすごいミーハーなファンみたいな記事になってるよcatface」と一言sweat02でもこのドラマはこれ以上内容に突っ込みを入れることも出来ないし(笑)、楽しく観られたらOKなのでは・・。ということで、皆さんもこのドラマの感想をぜひ聞かせて下さいね。皆さんはどのシーンの朝陽さんがお気に入りでしょうか?すごく楽しみにコメントをお待ちしていますねnote

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2008年10月12日 (日)

「炎の警備士 五十嵐杜夫4」

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[脚本] いとう斗士八   [監督] 伊藤寿浩

[放送日] 2006年6月17日

[出演者]

小林稔侍(五十嵐杜夫)、小泉孝太郎(黒崎主税)、内田朝陽(桐野俊作)、山崎裕太(加納元)、萩野崇(高村治樹)、木内晶子(橘沙織)ほか

[あらすじ]

警備会社常駐部の五十嵐杜夫に、特任部への異動命令が下る。新たな任務は、乗っ取り屋として悪名高い橘徹男の身辺警護。橘はタチバナグループの会長だが、インターネットの掲示板に彼の殺害を予告する書き込みがあった。五十嵐は、橘徹男の警護を開始する。

[感想]

これは土曜ワイド劇場の、小林稔侍さん主演の人気シリーズ第4作目の作品になります。2006年は朝陽さんがとても多くのドラマに出演された年でもありますが、この作品の朝陽さんは本当にカッコいいです。なんといっても制服姿の朝陽さんってあまり見ませんものね。警備士って、あのビシッと決まった制服姿だけでも男らしくて頼もしいですが、長身でがっしりした朝陽さんが着ると何だか無敵っていう雰囲気が・・・(笑)。またこの作品の中では、会社の中でも特に精鋭部隊と言われる、特任部一課の主任警備士の役でした。(それと、この作品では私の大好きな朝陽さんのあの”笑顔”は一切見られませんweep

この特任部一課は”隊長いらずの特任部一課”と噂されるほどで、常駐部から異動となった五十嵐隊長は、いきなり初対面からぶつかります。朝陽さん扮する桐野もかなり反抗的な態度で、隊長を立てるという気持ちは全くありませんでしたね。その後もずっと桐野は近づきがたい雰囲気を漂わせていました。

今回の任務は要人警護ということで、暗殺予告を受けた橘グループの会長をガードすることになりました。そしてまず初めの見せ場となったのが、橘グループ主催のパーティに、拳銃を持って乱入した男を取り押さえるシーンです。朝陽さんは、犯人に近づきながら警棒を取り出し、山崎裕太さん扮する加納隊員に目で合図を送ります。その瞬間に加納が拳銃を持つ手を警棒で叩きつけ、そのまま二人はすかさず警棒を使って犯人を押さえ込みました。

少し専門的なお話をすると、これは警棒を使った間接技で「腕固め(腕折り)」と言われる制圧方法なんですよ。まず相手の右脇下に警棒を通し、それに成功したら相手の背中を支点にして警棒を横向きにし、相手の腕を背中の方に押し上げます。ドラマの中では二人に両方からこれをされていたので、犯人は完全に後ろ手に拘束された形で身動き出来ず観念しましたね!朝陽さんはとても凛々しくて頼もしくて、思わずうっとりしちゃいましたhappy02

でもこの後朝陽さんは、パーティ会場の外で警備に当たっていながら、拳銃を持った犯人を会場の中に入れた高村警備士に「警備員失格だなsign03」と怒りをあらわにしてして、五十嵐隊長にも彼を特任部一課から外すように訴えます。でも逆に五十嵐隊長から「自分の力を過信するな。」と注意を受けてしまい、高村に「助かったな!まともな判断の出来ない隊長でannoy」とイヤミを言います。きっと朝陽さんのファンでなければ、かなり嫌~なヤツだと感じたと思います(笑)。でも彼がここまでキツイ態度を取るのには、とても深い意味があるんですよね。それがこのドラマの後半で分かった時、すごくジーンときました。

でも朝陽さんの恐ろしいほどキツイ態度はまだまだ続きます。任務が終了して着替えを済ませた特任部一課のメンバーは、廊下で五十嵐隊長と出くわしますが、朝陽さんもその他の隊員も完全に無視して通り過ぎます。ところがさすがに「挨拶ぐらいしたらどうだangry」と言われてしまいます。でもそこでなんと朝陽さんは、自分の腕時計を指差しながら「もう5時を過ぎてます。あなたが我々の上司でいられるのは、勤務時間内だけだと認識して下さいsign03」って言うんですよね。確かにそうかもしれませんが、それを言っちゃーまずいでしょ~、普通coldsweats01 しかも、加納が「元レスキュー隊の隊長だと聞いていたから期待してたのに・・・」というのに対して、「ドロップアウトした人間には、何かしら欠点があるということだろう!」と言い放ちます。うわ~っsweat01て感じですよね。上司を目の前にして、ここまで言うなんて・・・凄すぎますよね。でもこのセリフを言った後、「フン!」というような、ちょっと馬鹿にしたような表情で立ち去る朝陽さんの顔がセクシーで素敵でしたheartでも稔侍さんがかなり可哀想になっちゃいました・・・。朝陽さん!言いすぎだよ~・・・sad

その後もツンツンな朝陽さんが続き、隊の仲間である高村に対しても容赦なく突き放します(写真上)。でもその後、この高村は桐野と間違われて刺し殺されてしまいましたね。そのことを知った朝陽さんは、その殺害現場へ花束をたむけに行きます(写真中)。桐野は彼のことを疎ましく思っていたけれど、本当に心から冷たい人間というわけではないということがよく分かるシーンでしたね。

そういえば、この作品の中で朝陽さんは何度も、”スーツに革のジャケット”という姿で登場します。やっぱり朝陽さんって、スーツ姿がすごく似合うと改めて思います。時々デパートの紳士服売り場でトルソーに着せてあるスーツを見ると、「コレ、朝陽さんが着たら最高にカッコいいだろうな~!」と思ったりしてしまいますconfidentもし朝陽さんがサラリーマンだったとしたら、それはそれできっとモテまくりだったハズheart04

あっ、話が逸れてしまいましたが、その後ついに朝陽さん自身が命を狙われてしまいますshockこれはドラマでよくありがちなシーンですが、歩いている後ろから猛スピードでクルマが突っ込んできて、轢き殺されそうになるっていうシーンです。もちろん間一髪で逃れますが、ここでその場に居合わせた五十嵐隊長と常駐部一課の黒崎に、自分が狙われるその訳を語ります。ところでこのシーンはすご~く寒そうでしたね。夜なので吐く息が白いのもよく分かりましたし、朝陽さんも小泉孝太郎さんも鼻の先が少し赤くなって、唇もムラサキがかっていました。役者さんって、本当に過酷なお仕事ですよね。(特に朝陽さんは寒そうなシーンが結構多いような気がして・・coldsweats01

このシーンで桐野は、高村が自分と間違われて殺されたことや、5年前に自分の妹が銀強盗犯に撃ち殺された時にその場に居合わせた警備士を激しく責め立てて彼を自殺に追い込んだこと、そしてその関係者に自分が狙われているのでは・・・と考えていることを明かしました。でも命を狙われているという状況の中でも、どこか淡々としていて自分を客観的に見ているところが、何となく切なく感じましたweep

ラストではついに犯人である橘グループ会長の秘書が桐野をマンションの屋上に呼び出し、自分がかつて桐野の追及に追い詰められて自殺した警備士の恋人だったことを明かした上で、刃物を突きつけてそこから飛び降りるよう脅します。ここで主人公である五十嵐隊長が加納と共に登場し、事件の真相を語りましたね。桐野は今でも”妹が死んだのはその警備士の不手際だ”と思ってはいるものの、その責任を警備士ひとりに押し付けて自殺に追い込んだことにも苦しんでいて、二度とそんな悲劇を起こさないように警備士の道へ進んだことを打ち明けます。彼の警備に対する厳しさは、こんな想いからきてたんですね。

最後に朝陽さんは犯人であるその警備士の元恋人にひざまずいて謝罪しましたが、そのシーンがすごく印象的でした。桐野もこの犯人も、結局同じことをしたわけですよね。愛する人を失った耐え難い悲しみが、その死の責任の一端を担うであろう人間を追い詰めることに繋がっていったんですよね。そもそも銀行強盗に桐野の妹が撃ち殺されなければ、全ての事件は起こらなかったわけだから・・・人生ってどこでどのように変わっていくのか、本当に分からないものですよねthinkまあサスペンスのドラマを観てこんなに真剣に考えなくてもいいような気もしますけど(笑)。

っということで、今回は特に”これ観たよscissors”という人でないと、ちょっと分かりづらいところもあったかなと思いますが・・・、総括して感想を述べるなら「朝陽さんの警備士の姿はとにかく凛々しくて最高に素敵だったheart」というですねhappy01

ひとつ挙げるなら、隊が集合して一列に並ぶとそこに隊長が登場しますよね。すると「気をつけ!五十嵐隊長に敬礼!」となります。この時の敬礼が、朝陽さんは完璧だそうです。結構皆さんバラバラなんですがcoldsweats01、この場合の敬礼は、脇を締めて親指だけは折り曲げて帽子のつばに軽く触れるくらいの位置で腕を斜め45度くらいに上げ、その他4本の指は手のひらを隊長のほうに見せる感じにして、少し上向きに揃えるそうです。

そもそも敬礼(挙手の礼)は中世の騎士の甲冑に由来します。中世の騎士の甲冑は全身を金属でおおい、頭部もすっぽりおおって顔面や眼の部分(まびさし)だけ手で上下させるようになっていました。平時はまびさしを上げておいて合戦時に下ろして戦うんです。まびさしを下ろして顔面をすっぽりおおうと、中から外は見えますが外からはだれだか分かりません。

そこで貴人や上官の前を通るときは手でまびさしを跳ね上げ、顔を見せて自分であることを示しました。その動作が様式化されていまの挙手の礼になったそうです。また手のひらを見せるのは、何も武器を持っていませんという印だったそうですよ。

でもドラマでは指を5本ともまっすぐに揃えてる方や、腕を脇から離してほぼ地面と水平になるように上げている方もいました。朝陽さんがご存知だったのか、たまたまそうされたのかは定かではありませんが、このドラマを観ていたという警察官の方が、放送当時ブログに”桐野警備士の敬礼が一番正しい”と書かれていたのを思い出しました。結構視聴者の中には細かい所まで見ておられる方もおられるんだな~といつも感心してしまいます。でも私も音楽(楽器)のシーンだと、突っ込む気はなくてもふと感じるということはありますから、自分の仕事や趣味に関係しているところはどうしても目が行くということでしょうね!

このシリーズではこの後、5作・6作と朝陽さんは出演されてますが、サスペンスはやはり感想が難しいですwobbly。なので、なんだかいつも以上にまとまりのない文章になってしまって申し訳ないです・・sweat02でも5作目も6作目も、朝陽さんはやはりとてもカッコいいですね。そして6作目では、「警備士の使命は何?」ということが大きなテーマになります。常駐部の警備といえば、建物の入り口や要所にじっと立っているのが仕事ですよね。それを冒頭で「ただ突っ立ってるだけだ!」と言い放った新人くんが、朝陽さんに一発ぶん殴られましたsmileそして最後に五十嵐隊長は、「警備士はその任された場所の平和を守っているんだ。」と語ります。警察官のような権限はなくても、そこにいることでみんなが安心して過ごせる空間を作ることが、警備士の役割だと。そして朝陽さんは、「五十嵐隊長のおかげでそんな警備士の仕事に”誇りを持てるようになった”」と言ってましたね。

私はこのシリーズが大好きです。小林稔侍さんって、どこか独特の雰囲気を持っておられますよね。先日お亡くなりになった緒方拳さんとちょっと似ている気もします。とてもソフトなイメージがあって、お茶目なところもあるけど実はものすごく男気のある”一本筋の通った”男!という感じですかね。大きな声を出すわけでもなく、セリフよりも表情で演じるというような、まさに”名優”という域におられる方だと思うんです。いつか朝陽さんもこんな俳優さんになられるに違いない!と信じています。

それで、このシリーズは11月1日(土)に最新作が放送されます。今回はこのシリーズ初の地方を舞台としたストーリーになっているみたいですが、残念ながら朝陽さんは出演されていないようですねthinkでもこれからずっと長くこのシリーズが続いて、また桐野警備士に登場してもらいたいです!そして他にも朝陽さんには、制服を着る役をぜひ演じて欲しいです。パイロットやホテルマンなんてどうでしょう?

あっ、そういえば「コンシェルジュ」というマンガをご存知ですか?これはホテルのコンシェルジュになった新人の女の子が、スーパーコンシェルジュと一緒に仕事をしながら成長していくというストーリーなんですが、コンシェルジュはホテルマンとしての気品やマナーが備わっていることはもちろん、英語もペラペラですよね。そこで私は、このマンガがドラマ化されるなら絶対朝陽さんに出演して頂きたい!!っていうか、とても面白いストーリーなのでぜひドラマ化して欲しいな~と思っていますnote皆さんは、これをドラマ化して朝陽さんに演じて欲しいなと思われる作品ってありますか?ぜひ気軽に教えて下さいね!

今回は本当に話がバラバラで・・・ごめんなさいm(_ _)m

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2008年9月18日 (木)

「ゴンゾウ」(いつもながらの長文です)

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[脚本] 古 良太  [監督] 猪崎 宣昭・橋本 一

[放送日] 2008年7月2日~9月3日

[出演者] ★レギュラー・・・内野聖陽(黒木俊英)、筒井道隆(佐久間静一)、本仮屋ユイカ(遠藤鶴)、大塚寧々(松尾理沙)、高橋一生(日比野勇司)、吉本菜穂子(田端ルミ子)・・ほか

★ゲスト・・・内田朝陽(乙部功)、金田明夫(ロダン)、左とん平(津田)、白井晃(岡林)・・ほか

[あらすじ]

警視庁井の頭署。備品係の黒木 (内野聖陽)は、能力や経験はあるのに仕事をしない警官=ゴンゾウだ。
かつては捜査一課のエースとして活躍していたが、ある事件をきっかけに今は所轄の備品係に。
ある日、バイオリニスト天野もなみ (前田亜季)と井の頭署の新人刑事 鶴 (本仮屋ユイカ)が何者かに銃撃され、井の頭署に特別捜査本部が設置された。本部を指揮する警視庁捜査一課13係長の佐久間 (筒井道隆)によって黒木は再び捜査に加わることとなるが、過去に負った彼の心の傷はまだ癒えてはおらず、事あるごとにそのトラウマに苦しめられる。そんな折、鶴の元に重大な情報をもたらす3人組が現れる。「日本青空クラブ」という思想団体に所属しているという彼らが警察に提供した情報は、この事件を大きく動かすこととなる・・・。

[感想]

朝陽さんの最新出演作である、「ゴンゾウ」が先日終了しましたね。本当に久々の連ドラで、毎週朝陽さんに会えるという喜びを味わいつつ、ドラマ自体もすごく楽しめました。皆さんも欠かさずご覧になられましたか?!

まず始めに「ゴンゾウ」というタイトルを聞いても全くどういうドラマなのか、想像がつきませんでした。これは警察の隠語で”能力や経験があるのに、仕事をしない警官”という意味だそうですね。う~ん、警察に限らず、どこにでも一人はこういう人いてそうな気もしますが・・(笑)。でもこの”ゴンゾウ”に内野聖陽さんっていうのがまたイメージ出来ませんでした。あまり拝見したことはないのですが、彼はけっこうキリッとした感じが印象的だったので・・・。だけど今回じっくり観させていただいて・・・・内野さんは”すごいsign03”いや~っ、とにかくプロの演技を堪能させて頂いたsign03というより言葉が見つかりません。

それで朝陽さんですが、私はてっきり「刑事」だと思い込んでいましたsweat01でも「第5話以降」に出演と知って「あれ?」って感じで。まあ最近は朝陽さんも大して重要ではないような役で起用されることはない!というポジションまで来られたと確信しているので(めっちゃえらそうでスミマセンcoldsweats01)刑事でなければ犯人役かなって思いました。(他にもいろんな方が、5話でちょこっと登場した朝陽さんを観て、”内田朝陽をこんなちょい役で使う訳がない・・・”とブログなどに書いておられました。)ただ刑事ドラマが一話完結ではなく、1クールを通して一つの事件という構成がビックリでした。普通2時間サスペンスでもだんだん事件の全容が読めてきて、「もういい加減に犯人教えてよ~!」となるのに(笑)、10話(=2ヶ月)もの長い時間をかけてストーリーを展開するなんて・・・あの古沢さんの脚本だからこそ!かもしれませんね。一人ひとりの人物描写がとても細かく深く描かれていて、ただの刑事ものではなく人間ドラマを観ているような感じでした。

さてその朝陽さんですが、乙部功という青年の役でした。普段はデイトレ(いわゆる投資ですね)で稼ぎ、ボランンティア活動に参加したりしています。前の記事でちょこっと触れましたが、今回の朝陽さんのファッションは私としてはちょっと残念な感じでした。まあ、乙部くんのイメージからは合ってたのかもしれませんが、朝陽さんのイメージからは何だか外れてしまったような気がしました。皆さんはどうでしたか?髪型は6月に休業から復帰された時から変わらず、全体にパーマがかかっていましたね。でも「阿久悠物語」の都倉さんの時のようにきっちりとセットされた感じではなく、ふわふわした感じでかなりボリュームがありましたね。これも私としては、朝陽さんはストレートの方がお似合いだと思っているのですが、乙部くんはかなり自由人という感じの人なので、こういう雰囲気がぴったりだったのかもしれないな~と思います。

それでドラマの内容なのですが、いつもながら朝陽さんの関連するシーンについてお話したいと思います。

朝陽さんは6話で今回の事件について、自分の知っていることを黒木さんに打ち明けます。この時は”フムフム”と聞いていましたが、最終回まで観るとこの時の話は全くのデタラメで、乙部くんの作り話だったんですよね。このシーンに限らず、朝陽さんのシーンを後から見直すとけっこう「コワ~っ!」って思います。何人もの人を殺害しておきながら、そのつど別人を犯人に仕立て上げて、さらにその人物も消すという恐ろしい犯罪者でありながら、ある時は仲間とボランティアとしてお年寄りの車椅子を押し、自分が撃って負傷させた女性警官に、全くの善人を装って近づく・・・・なんか人間不信になりそうですsad

いや、でも乙部くんは怪しいな~っと思いつつも、実際は筒井道隆さん扮する佐久間が・・・?!という気もして、最後まで確信は持てませんでしたね。ただ、7月の後半(3話あたりかな?!)に、「ゴンゾウ」の撮影関係者の方が、ブログで最終回の撮影について、「最終回は埼玉県の○○でロケをして、キャストの内野さん、筒井さん、”内田さん”がアクションシーンを繰り広げました」というような内容を書かれてて・・・sweat01この撮影がちょうど8月の1~3日あたりだったようですが、これを見て「あ~、朝陽さんが犯人だ~!」と分かってしまいましたcoldsweats01でも残念というよりは、最終回までしっかり朝陽さんが絡んでくれるということが分かって嬉しかったです。(オイオイsweat02)しかも、このことをこのブログでちょこっと書いちゃったんで、同じことを気付かれた方もいらっしゃったかも・・・・とちょっと気がかりでしたが・・・。あっ、ちなみにそのブログではその後、記事の中から”内田さん”という文字は消えておりました(笑)。

それで、最終的に乙部くんは犯人だったわけですが、なんと3年前の杏子の事件でも彼が犯人だったことが判明しました。さすがにこれは予想がつきませんでしたね。杏子が亡くなる直前、黒木さんに「この世界に愛はあるの?」と言いますが、これは犯人、乙部くんの口癖だったんですよね。でもそんなことを知る由もなく、「こんなこと言って死ぬ人もいるんだな~。これは残された人を苦しめる一言だなぁ」と漠然と思っていました。これがラストの山場に向かうための伏線だなんて・・・・凄すぎますconfidentこの作品は、どれが真実で、どれが視聴者のミスリードを狙ったものなのかが分からず、ドラマの中ではレギュラー陣のキャストの皆さんが乙部くんに振り回されていたように、視聴者はある意味、古沢さんの脚本に振り回されていた感じで何だかわくわくしました。

そういえば乙部くんが成田に向かわず、電車に乗っているシーンがありましたよね。幼い頃、母親に「お母さん、一緒に逃げようよ。」という乙部少年。それに対して「どこへ行ったって同じだよ、どうせこの世界に愛なんてないんだから。」と言い放つ母親。そのことを思い出している乙部くんのやるせない表情はとても印象に残りました。

そして、乙部くんがついに犯人の顔を見せたシーンが、松尾クリニックで大塚寧々さん扮する理沙先生に拳銃をつきつけるところですね。(写真上)この直前、彼は自分が飼っていたコザクラインコのモーゼ(ずっとQ太郎と呼ばれていたが)を、理沙先生を信じて託したのに、その後黒木さんに渡され暗い地下室のような場所で飼われているのを知ったことについて先生に文句を言ってましたね。これもさりげないけれど、信じた人に裏切られることに対して、いかに乙部くんが敏感になっているかを表しているシーンだったと思います。ここにきて、ストーリー自体にはそれほど関係しないと思っていた理沙先生が乙部くんに「僕と同罪!」と言われることになり、ある意味これも驚かされました。

この後、乙部醤油の跡地でついに黒木さんと乙部くんが対峙することになるんですよね。佐久間の動きを狙っているときの朝陽さんの眼はかなり怖かったですね。そして黒木さんを撃ったときの表情も、何だか無表情で本当に冷たい感じでした。(写真中)

そして黒木さんの前に、理沙先生を人質にして現れた朝陽さん!今までもいろんなドラマで、怖い顔をしてキツイことを言うシーンってあったと思いますが、黒木さんに「銃をこっちに捨てろよ!こら~っ!」と怒鳴った声は、初めて聞いた時マジで凍りつきましたshock朝陽さんは普段とても優しい声をされてますけど、声量があって通りやすい声だから大声で怒鳴るとものすごい迫力が出るんですよね。でもその直後、彼はまるで別人のように幼い口調で「ここ、僕んちなんだからさー、勝手に入んないでよ!」と語りだします。このギャップにまた驚かされました。いかに乙部くんが不安定な精神状態にあるかが思い知らされるようでしたね。

でもここで明かされたこれまでの生い立ちを知ると、乙部くんもまた人生のいたずらに翻弄された被害者なのかもしれないな~と思いました。もちろん彼のしたことは全くの身勝手な犯罪で、絶対に許されることではないけれど、本当の愛を知らずに育った彼にとっては、自分を犠牲にしてでも”与える”ことが真実の愛だと思い込んだのは仕方がないことかもしれません。そう考えると、理沙先生のカウンセリングはあまりにも軽々しいもので、乙部くんがいうように「同罪=死刑」には当たらないまでも、幾分かの責任はあるのでは・・・?と思いますthink

「愛って何?」「愛はどこにあるの?」と悩み苦しみ続けてきた乙部くんに、黒木さんが初めて本当の愛情を教えます。黒木さんは「愛に裏切りはない!」と言いますよね。これは、理沙先生の教えた「愛は与えれば必ず返ってくる。」というものとは大きく違うと思います。それは、本当の愛とは”無償の愛”だから・・・・。返してもらいたくて与える愛は、返ってこない時それが裏切りという形になります。でも自分が心からその人のことを大切に想い、自分が与えたくて与える愛は、相手から返ってくるかどうかは全く関係のないことなんです。だから裏切られることなんてないんですよね。でも本来なら彼にそのことを、身を持って正しく教えてくれるはずの両親があんな悲惨な最期となって、あまりにも深く傷つき、その日から乙部くんの中で成長が止まってしまったんだろうな~と思います。

その証拠に、彼は黒木さんの話を聞いて逆切れするのでもなく、素直に納得して、あの緊迫した空気の中でありながら、初めて本当の愛について真剣に教えてもらえたことに満足して、にっこり子供のように微笑んで「何か・・・ごめんなさい!」と言って理沙を解放します。大人になりきれなかった乙部くんの複雑な人格がよく表されているなと感じました。

でもホッとする間もなく乙部くんは自殺を図ろうとしますが、黒木さんに察知されてわき腹を撃たれてしまいます。私は犯人と確信してからずっと、乙部くんはどういう形で捕まるんだろう・・?と考えたりしていましたが、これはまさかの展開でした。痛みでうめいている朝陽さんの声が、ドラマだと分かっているのに辛くてたまらなかった自分がちょっと危なく感じちゃいましたが(笑)。そしたらその直後、朝陽さんが「痛いね~。さぁ・・・殺して!」って、おいsweat01もうこの辺は観てる私がパニックでしたcoldsweats01でもそしたら黒木さんは、乙部くんではなく自分のコメカミに銃口を向けます。私たちは黒木さんのことを知っているけど、乙部くんは何も知らないわけだから、コレを見て「何でこの人は自殺しようとしてるの?」って彼の中でもパニクッてしまったのでは・・・coldsweats02

とにかく最後までどうなるのか分からない展開で、普通の刑事ドラマのドンパチシーンとはかなり違っていて良かったですね。朝陽さんは最後、倒れた状態のまま片手だけ手錠を掛けられて、もう片方は建物に繋がれていました。(写真下)意識があるのかないのか分からない感じでしたが、ずっと苦しんできた本当の”愛”を知ることが出来たからなのか、どこか安心したような、満足したような表情でしたね!この表情もさすがに素晴らしかったですねshine

内野さん扮する黒木さんが言ってたように、この世界はつらいこともいっぱいあるけど、本当はささやかな愛であふれているのかもしれないって思います。いちいち”これが愛だ!”なんて思っていないだけで、たくさんの愛情に支えられて私たちは生きているのかもしれませんね。このドラマは、「この世界に愛はあるの?」なんてセリフがいっぱい出てきた割には、甘ったるい安っぽいドラマにはなっていなかったところが凄かったなーと思います。キャストの皆さんも、ベテランの方から若い役者さんまで、本当に演技力の高い素晴らしい方たちばかりで、だからこそ微妙な表情に「えっ、この人ってもしかして・・・」なんて惑わされたりして楽しかったんでしょうね。スタッフも「相棒」の関係者が集まって作ったというだけあって、とてもおもしろい作品でした。

あっ、そういえばこのドラマの出演者の方々って、NHKの朝ドラの出演経験のある役者さんが次々登場されるのも話題になってましたね。「ふたりっ子」の内野さん、「私の青空」の筒井さん、「ほんまもん」の池脇千鶴さん、「すずらん」の遠野凪子さん、「ちりとてちん」の加藤虎之助さん、そしてもちろん「どんど晴れ」の朝陽さん!ほんと、こんなに大集合するなんてびっくりですね。

それから・・・今回は何度も話題になってますが、朝陽さんの体格がかなり良くなってる!ということについて・・・・coldsweats01うーん・・・確かに最終回を観ていてもそれはとても感じました!(朝陽さん、ごめんなさい!)私は毎日必ず何か朝陽さんの作品を一つは観てから寝床につくという生活をしているのですが、(たま~に洋画を観ていることもありますが・・bleah)つい先日久しぶりに「土曜ワイド劇場」の五十嵐杜夫シリーズを観て、桐野警備士を演じた朝陽さんに再会したので(このドラマについてもまた後日語りますね。)、その後で「ゴンゾウ」を観ると明らかにお顔の輪郭や体型が違うと感じました。でも私も体重の増減がけっこう激しい方で、太ると顔のラインにすごく出ちゃうので朝陽さんのことは言えませんcoldsweats01でも今回の乙部役を考えたとき、痩せている朝陽さんより今回の朝陽さんの方が何か合っているような気はします。なんとなくだけど・・。あっ、でも回想シーンで、遠野凪子さん扮する飯塚早苗に、路上で売ってるペンダントを掛けてあげるときの黒っぽいスーツ姿の朝陽さんは、一瞬だし横顔だったけどすごくカッコよかったですよね。まあそれ以外の朝陽さんも、私は全て大好きですheart

そして何より、朝陽さんの評価がまたまたアップしたことが嬉しいです。今回のドラマではいろんな方がブログなどに感想を書いておられますが、朝陽さんの演技を褒めて下さっているかたがすごく多いですよね。「内田朝陽はいつの間にこんなに演技が上手くなってたんだ?」とか、中には「成長していたのは身体だけじゃなかったんですね!素晴らしい!」なんて、素直に喜んでいいのかよく分からない褒め方も・・・(笑)。まあ殺人犯の役なんて、似合うと言われても複雑だけどcoldsweats01確かに朝陽さんは「スピードマスター」で演じた黒咲勇哉や今回の乙部功のようなちょっと危なくて、何を考えていて何を仕出かすか分からないサイコ的(精神異常者)な役が意外にお上手だなと感じます。現代物でも時代劇でも同じでしょうが、悪役がいいお芝居をしてこその主役!というのは事実あると思いますので、そういう意味では今回の「ゴンゾウ」を支えたもう一人の主人公と言えるのかもしれませんねconfident

それから・・「ゴンゾウ」のプロデューサーである須藤泰司氏と横塚孝弘氏も、このドラマの裏話を語っておられる中で、朝陽さんについて”すばらしい!”と褒めて下さっていますshineチーフプロデューサーの松本基弘氏は須藤氏と同様、以前「相棒」の北海道編で朝陽さんが犯人役をされた時のスタッフで、あの頃より更におもしろくなっているはずだから・・ということで乙部役を朝陽さんに依頼されたとか!そして今回その期待にしっかり答えて、松本氏に「この役、彼で良かったね。」と言わしめたんですって。須藤氏も「あそこまで複雑な人間を演じ切るとは思わなかった!」とおっしゃってます。朝陽さんは今回、相当この”乙部”という人間に入り込んでおられたそうで、役作りに集中し過ぎた反動で撮影終了後、体調を崩されたそうですsweat02確かに、ラストシーンで手錠を掛けられて横たわっている朝陽さんの表情なんかは、演じているというより何だか”乙部”という人間が朝陽さんに乗り移っているんじゃないかと感じましたし・・・。こうして朝陽さんがひとつの作品を終えられる毎に、確実に実力派俳優としてのステップを昇っておられるようで、ずっと応援し続けている者として本当に嬉しいですnote

さて、次の朝陽さんの予定として既に公表されているのは、中村雅俊さん主演の映画「60歳のラブレター」へのご出演ということですね。これは住友信託銀行が平成12年から募集している熟年夫婦らのラブレターの中から、心温まるエピソードを映像化したものだそうで、来年公開予定です。撮影は8月中に既に終了して年内に完成するそうなので、朝陽さんはもう何か次のお仕事の準備に入られているかもしれませんねhappy01

あっ、そう言えば、朝陽さんが講談社から本を出版されるそうですよ。いつになるのかは分かりませんが・・。いったいどんな本でしょうね。楽しみですheart04

今回も長文にお付き合い頂いてありがとうございました。ではぜひ皆さんの感想などもお聞かせくださいね!

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2008年9月 9日 (火)

「徳川風雲録 その⑥ 総評」

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みなさん、いつも見て頂いてありがとうございますsign01
そしてJazzッ娘さん、今回もコメント下さってありがとうございました。すっごく嬉しいです。Jazzッ娘さんが書いて下さった第三部のことを読ませていただいてたら、またまたジワ~ンと目頭が熱くなってしまいました。本当になんてすごい作品なんでしょうね。

今回は10時間という長編ドラマだったため、全6回に分けていろいろとお話をさせて頂きました。さすがお正月番組ということもあり、豪華キャストがこれでもかという程たくさん出演されましたね。もう知らない方はいないというくらい、どの場面も有名な役者さんばかりでした。でもやはり各回オープニングで中村雅俊さんに次いで2番目に、画面いっぱいに朝陽さんのお名前が”バーン”と出た瞬間はそれだけでなんか感激してしまいましたcryingこれがいつか大河ドラマのオープニングだったら・・・それはもう・・・嬉しすぎてどうなっちゃうだろう(笑)。

そんなわけで、このドラマに関してはたくさんの方がブログや番組の公式サイトに感想を述べておられるので、それをちょこっとまとめてご紹介したいなと思います。

作品全体の評価はすごく良かったみたいですね。いつもは剛健なイメージのある吉宗の、人間味あふれる姿や”親”として子供を想う姿が存分に描かれていて、脚本家の長坂先生の真骨頂というところだったのでは・・・・。また、歴史的に有名な出来事・・・「忠臣蔵」や「絵島・生島事件」などが盛り込まれていたことについては、時代がバラバラでおかしいという真面目な意見をおっしゃっている方もおられましたがsweat01全体的には良かったという声が多かったですね。

それと、山田純大さんのファンのみなさんが、彼の出演シーンをとても楽しみにされていたみたいですね。私はこの作品で初めて拝見しましたが、若いながらも堂々とした風格があって、緩急を織り交ぜた語り口調も激高したときの激しさも、ベテラン俳優に引けを取らないほどの迫力があって・・・とても印象的でしたconfident純大さんはもうすでに数々の時代劇を経験されているので、さすが!という演技でしたね。時代劇は後継していく若者がいないと言われていますが、朝陽さんも純大さんもこの先、時代劇を盛り立て引っ張っていける方に間違いないという感じがしました。また時代劇でぜひ共演して欲しいです!

この作品は吉宗の若い頃→5年後(3万石の大名となった後)、天一坊の幼少期→青年 と役者さんの交代がありました。このうち朝陽さんから雅俊さんへの交代に関しては、ほとんどの方が違和感を感じられたようで、いろんな方がそのことについて語っておられます。これはお二人の交代があまりに突然で、しかも全然雰囲気が違うので納得出来なかった!というものです。また血気盛んで文武両道の若い新之助が、数年後になんであんなに借りてきた猫みたいに大人しくなるのか・・・?といったご意見です。

確かに、朝陽さんの演じられた若さがあふれて精悍な新之助を観ていたら、いきなり5年後というテロップと共に雅俊さんが登場されて、思わず「・・・???」って感じでした。まあもちろんドラマですから、似てるとか似てないなんていうことは観る側の想像力の問題だと想うし、そんなことを言い出したらドラマで兄弟役の人が全然似ても似つかないといちいち突っ込むのか!という話になりません?!昔大好きだったドラマ「101回目のプロポーズ」では、武田鉄矢さんと江口洋介さんが兄弟だったんですよ(笑)。

まあ今回は5年後で雅俊さんですから、ちょっと年齢的に離れすぎている!という批判はあるかもしれませんし、朝陽さんの目と雅俊さんの目は基本的に全く違うので(もちろん大きさも)、違和感を感じることは仕方がないかなと思います。実際に雅俊さんも、前回お話した番組宣伝用の”美食の旅”で井上和香さんと黒田友香さんに、「松方弘樹さんと大して年が変わらないのに、”父上”と呼ぶのが変な気分だった」とおっしゃっていましたね。それと、なぜか「村上弘明さん」を推す声がすごいですよね。村上さんなら朝陽さんにシフトしても、違和感はなかったという意見です。確かに素敵な俳優さんですよね。でもまあ、その後の人情味あふれる優しく暖かい吉宗像は、雅俊さんだからこそ!とも思いますから、他の方がおっしゃっている”ミスキャスト”までは言いすぎかと思います。

それから言うと、幼少期の天一坊から朝陽さんへの交代はバッチリだったと思いませんか?幼少期を”小林翼くん”が演じられましたね。私はこの子役さんを初めて知りました。でも正直びっくり!!目が朝陽さんとよく似てすんごく大きい!そしてなんか吸い込まれるような目力も。朝陽さんも幼い頃こんな感じだったのかな~と思いながら、その可愛くて、でもしっかりした演技に関心していました。彼と朝陽さんは何度映っても全然違和感なかったです。後で知ったんですが、結構ファンの方もいらっしゃるんですね。今後が楽しみな子役さんですねhappy01

この作品の撮影は、残暑厳しい9月初旬から始まり、撮り終わったら気温が夜には2~3℃という12月中旬までの3ヶ月に渡りました。朝陽さんには本当にお疲れ様でした!という気持ちです。以前にも書きましたが、こんなに長期間朝陽さんが京都にいらっしゃったのに、仕事が忙しすぎて一度も撮影所へ応援に行くことが出来ませんでした。それが残念でしたが・・・・またそのうち、時代劇を撮りに来て下さると信じてますsign01

それで、この作品はDVD化を望む声が大きいですね。全部観る事が出来なかった方も多いようで・・・・。さすがにお正月ですから、帰省されてたり家族がお正月番組を観たり・・テレビを独り占めってわけにはいかないですもんね。といって録画もそれぞれお持ちの機器によっては、10時間も録画するのは難しい場合もありますし。私はこの作品を録画したいがためだけに、新たにDVDレコーダーを買いました。でも結局リアルタイムでも全部観てましたが!(家族みんな時代劇が好きですし、私が朝陽さんを観ることについては、もう絶対的な暗黙の了解がありますので・・・笑。)

でもこの新春ワイド時代劇はこれまで7年連続でDVD化されているので、今回も間違いないのではないでしょうか。発売日は毎年バラバラですが、10月の終わりという年もありましたし、もしかしたらもうしばらくして情報が入るかもしれませんね。その際はすぐにお知らせしますね!また年末に再放送もありそうなので、それもまた分かったらお知らせしますね。ぜひぜひこの朝陽さんの勇姿をいつまでも皆さんの記憶に刻んで頂きたいです。

ということで、6回に分けてお話した「徳川風雲録 八代将軍吉宗」はいかがでしたか?Jazzッ娘さんがコメント下さったように、朝陽さんのような若さで切腹シーンをすることになる役者さんはそんなにはいらっしゃらないでしょうね。それも父親に会いたい!という思いを叶えたかっただけなのに・・・・こんな切ない切腹もないでしょうweepでもでも、本当に見事に大役を果たされました。それもあれだけの大ベテランに囲まれて、その中でも負けないくらいに輝いていました。この作品での朝陽さんの評価は、ものすごくいいですよね。ドラマの公式サイトの掲示板でも朝陽さんのことを褒め称える言葉が数え切れないほどですし、いろんな方のブログでも同じく大好評でした。ずっと朝陽さんを応援していると、本当に自分のことのような気がしてとても嬉しくなりました。また時代劇に絶対チャレンジして欲しいですheart

では次回は久しぶりに朝陽さんのことについてちょっとお話をして、今放送中の「ゴンゾウ」のお話をしようかと思っております。朝陽さんのファンの方は当然ご覧になっていると思いますが、先週の第9話のラストシーンの朝陽さん、ゾクッとするような怖さじゃなかったですかsign02どうやら朝陽さんが真犯人のようですが、最終回ではどうなっちゃうんでしょうか?水曜日が待ちきれないですね。どちらにしても朝陽さんがメインに進行するでしょうから、見ごたえあるでしょうね~。ではまたこれは放送が終わってからゆっくりと・・・!

今日の写真は記事で紹介した場面の朝陽さんを・・・。「第二部 冒頭でお地蔵様を狙う、眼光鋭い天一坊」「第二部 春菜と再開し、自分の苦悩を告白して涙を流す天一坊」「第三部 ラストの切腹する天一坊」です。何度観ても朝陽さんの魅力を十分に感じられるシーンばかりでしたheart04

ではぜひ皆さんもコメントをよろしくお願いしますね。

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2008年9月 5日 (金)

「その⑤ 番宣”徳川風雲録 見所&美食SP”」

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皆さんこんにちは。いつもご覧下さってありがとうございます!

これまで3回に分けて「徳川風雲録」の本編をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?かなり長文ばかりで申し訳なく思っておりますが・・coldsweats01なんせ合計10時間、しかも朝陽さんはほぼ主役みたいなものですから、あれでもまだ語りつくせなかったくらいです(笑)。お正月の2日に放送されてからもう半年以上経ちますが、私の中ではまだまだ感動が続いておりますconfident

さて今回は、このドラマの放送前日、つまり今年の元旦に放送された「徳川風雲録 見所&美食SP」のお話をしようと思います。

番組宣伝としては、まず年末の29日に「全て見せます!”徳川風雲録”の見所&舞台裏」というのが放送されましたね。ここではキャストのインタビューや撮影風景、クランクアップの様子や打ち上げの様子などが紹介されました。

朝陽さんは二役なので、”徳川新之助”と”天一坊改行”の両方の人物像について語っておられましたね。朝陽さんはどの作品でも、自分の演じる人物について本当に深く考えて掴んでおられるように思います。短い言葉で二人の性格をバッチリ表現されて、さすが!という感じでした。

そして撮影風景として映ったのが、クランクアップ目前のラストシーン!そう、あの涙・涙の吉宗との対面のシーンでした。さすがに最後のカットということで、関係者の方たちやスタッフの方たちが総出で見守る中での撮影だったんですね!だからこそ、よっぽど集中してその役に入り込まないと、あんな緊張する状況であれだけの感動シーンを演じきることなんてとても出来ないと思います。朝陽さん!あなたは素晴らしいですshine

その後は打ち上げのシーンでした。中村雅俊さんの挨拶のあと乾杯してましたね。内藤剛志さんや石黒賢さんなど、ほとんどの方がビールでしたが朝陽さんはオレンジジュースでしたhappy01でもめったに見られない風景なので、すごく楽しく拝見しました。

それから年が明けて元旦に、「徳川風雲録 豪華キャスト!京都・和歌山 美食三昧の旅」が放送されました。この番組は今回のメインキャストである中村雅俊さん、松平健さん、内田朝陽さんがそれぞれ共演した女優さんと、美味しいお料理を堪能しながら撮影秘話を語るというものでした。

これも朝陽さんの場面だけをご紹介します。10/31に朝陽さんは酒井美紀さんと一緒に、和歌山を訪れました。JR和歌山駅でオープニングトークをしていましたが(写真上)、やっぱり朝陽さんは背が高い!ということを改めて感じました!(いつもこの話で恐縮です。ただ私と酒井さんは同じ身長なので、そばに行くとこんな感じなんだな~と思いながら・・笑。)そしてまずは和歌山城の天守閣に登ったり、吉宗に関する資料が展示されている博物館へ行ったりしましたね。

その博物館の館長さんに教えてもらったお菓子を求めて「駿河屋本店」へ。そこで”本ノ字饅頭(ほんのじまんじゅう)”を試食しました。吉宗が参勤交代の折、非常食として持っていったという言い伝えがあるそうです。小判型で皮には「本」という文字が焼印されていて、中には朝陽さんが好きな”こしあん”が入っていて、もちもちした食感です。(私は既に頂いたことがありますが、とても美味しいですよ。)朝陽さんも酒井さんも美味しそうに召し上がっていましたね。駿河屋さんは関西では有名でお店も数多くありますが、その他の地域はどうでしょうか?でもこの”本ノ字饅頭”はお取り寄せ出来るようなので、興味を持たれた方はぜひ一度ご試食下さい。http://www.souhonke-surugaya.co.jp/ (地域限定というところにあります。)

それから紀州漆器の工房で、無地のお盆に絵付けをする体験をされました。朝陽さんは本当に器用な方ですね~。すごく素敵な作品が完成しました(写真下)!こういう「体験」って、何よりもその土地のことを感じるいい機会だし、忘れられない思い出になりますよね。いつか私もコレやりたいですbleah

この後お寿司屋さんに行ったり、吉宗ゆかりの神社仏閣を訪れたり・・・なかなか興味深いロケをされてました。普段何気なく通り過ぎるだけの場所でも、その歴史をちょっと知っていると違いますよね。朝陽さんも酒井さんは熱心にあちこちを訪問されていました。その際には、吉宗や多藻についてとても真面目なお話もされたりして、お二人の素敵な人柄も垣間見れた気がします。

最後に「あおい茶寮」というお店で一万円の”吉宗コース”を食べておられました。和歌山で釣られた新鮮なお魚たちが見事に和会席料理になって、本当に美味しそうでしたね~sign01朝陽さんは「アカイカ」のお刺身や「渡り蟹」に特に感激されていました。こういうお料理って贅沢だし、滅多に頂けるものじゃないけど、ちょっと余裕が出来た時は何か物を買うだけではなくて、たまには一流の料理人が作って下さるものを頂いてみるのもいいかもしれません!

このコース料理の最中に、撮影秘話をたくさん語っておられましたね。まだ10月末の時点なので、第一部のお話がメインでした。朝陽さんのクランクイン初日が松方弘樹さんと松平健さんとのシーンで、浜辺で二人が勝負をされている場面でした。この時のことを朝陽さんが、「遠山の金さんと暴れん坊将軍が戦っていた!」と話されていたのが面白かったです。確かにその通りだ・・・(笑)。なんせ時代劇を今日まで引っ張ってこられたお二人の名演技を間近にして、朝陽さんはきっとたくさんのことを学ばれたんだろうなと思いましたconfident

っということで、ざっと内容を振り返ってみましたがどうでしょうか?今回の朝陽さんは、時代劇の特番という意識もあったのかかなり落ち着いた服装でした。でも首元にしていたネックレスは素敵でした!朝陽さんは本当にアクセサリーが似合うな~heart04それで、髪型はすごく短くてツンツンな感じでした。短い方がかつらを装着するのに良かったからなのかもしれませんね。ちなみにこの時の朝陽さんはかなり細くて、顔の輪郭もシャープです(笑)。でも私は「どんど晴れ」で柾樹を演じていた時の朝陽さんの体型や顔が、やはり一番素敵だと思います。太すぎず細すぎず・・・これ、誰でも理想ですよねcoldsweats01

ではもし宜しければぜひぜひコメント下さいね!よろしくお願いします。

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2008年8月29日 (金)

「徳川風雲録 その④」第三部 (かなり長文です)

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~第三部  「天下危うし!吉宗VS天一坊」~

いよいよ第三部のお話です。正直言って、第三部だけは冷静に書ける自信がありません・・・。実はこの「徳川風雲録」、特に第三部はもう何度見たか分からないくらいなのですが、どんなに回数を重ねてもラストは涙が抑えられません。

よく「このドラマは泣けた!」とか言いますよね。確かに私も今までに”感動”した作品はいろいろありますが、これほどまでに胸がジーンと熱く痛くなって、涙が湧き上がってくるのをどうしても抑えられないという作品はありません!

今回は、感想とあらすじが混ざったような書き方になると思います。ぜひそのシーンを思い出しながら読んでいただけたら嬉しいです!

まず第三部の初めには、江戸に向かって旅を続けている天一坊と春菜の姿が登場しますね。「どこまでついてくる気だ?!」「勝手にしろ!」と迷惑そうに言われても、春菜は天一坊と共に行動することを固く誓っています。そこに伊賀之介の一味が襲い掛かり、天一坊は春菜の手を取りかばいながら山の中へ逃げ込みます。剣の腕では敵わないと判断した手下の男は、眠り薬を仕込んだ矢を天一坊に打ち込みます。

この時、矢がグサッと刺さった瞬間の「あっ!!」という朝陽さんの演技は本当にリアルで驚きました。っというより演技には全く見えないくらいの表情でしたね。そしてそんな状況でも春菜を心配して「早く逃げろ!」と告げますが(写真上)、その直後に薬が回って意識を失ってしまいます。春菜は、どうして天一坊が襲われるのか分からないし、頼りの天一坊が捕まってしまってどれほど不安だってしょうね。それに”逃げろ”と言われても実際はどう考えても無理な話ですよねcoldsweats01

その後、天一坊は伊賀之介の居所に運ばれて怪我の治療を受けたらしく、寝かされている場面が映ります。そして意識を取り戻して目を覚ますのですが、朝陽さんの目を開ける時の演技というか表情はもう・・・上手すぎます(笑)。ちょっと細かすぎますが観られた方、そう思いませんでしたか?!

そして、伊賀之介や雲霧仁左衛門たちに”証拠の二品”を見せられ、ご落胤であることを知りますね。このシーンはかなり重要なところだと思います。伊賀之介たちが、いよいよ本格的に天一坊を利用しようと動き始めるんですよね。

この時、自分のあまりに重すぎる立場を知らされて、震えて春菜にしがみつき、「助けて!」と泣く天一坊の姿はとても切なかったです。ずっと知りたかった自分の正体が分かったものの、天一坊にとって新たな苦悩が始まりますよね。この辺からもう、伊賀之介たちが憎くてしょうがない!という感じで観てました。

このシーンの次からは、天一坊は今までとは違って若様仕様の着物に変わります。私は個人的に、キラキラの若様仕様ではない、これ以前の渋くて地味な身なりの方が好きです。でもどちらもすごく似合っていましたね!!

ここからは一気に話が進みますが、天一坊は父親に一目会いたいという気持ちと、伊賀之介たちから逃れて春菜と自由に生きたいという思いの狭間で何度も揺れ動きます。そんな中で、春菜とのキスシーンがありましたね!

時代劇でキスシーンってありそうであまり見かけませんよね~。まさかこの作品で見るとは思ってませんでした!でもこのキスシーンこそ、天一坊にとって唯一の幸せな瞬間だったように思います。凶暴に育てられ、母親の死後は誰からも愛されることなく孤独だった天一坊にとって、自分を心から慈しんで包み込むように愛してくれる春菜の存在はどれほど心強く、嬉しかったことか・・・。私はこのシーンやその他いくつかのシーンが、ラストのシーンで思い出されて涙が出るんですよ。

この次に印象的なのは、松平館で当主の松平親顕の切腹シーンです。天一坊は初めて目の前で壮絶な切腹を見ることになり、特に介錯なしで自分で首を掻っ切る様子に、ショックを受けて動けなくなります。でもそれが身分ある武士の立派な幕の引き方だということだけは、彼の心に強く刻まれます。そしてラストのシーンにも大きな影響を与えますよね。本当に・・切ないです。

そしてこの後、いよいよ大名行列を仕立てて江戸へ上ります。その途中、宿で天一坊は伊賀之介たちに、「もし親子の対面が叶わなかったらどうなるのか?」と訊ねます。伊賀之介の「”死”あるのみだ!!」という返答には、観ている私まで凍りつきました。分かってはいるものの、はっきりそれを聞かされた天一坊はどれほど傷ついたでしょうね。

そこで彼は、松平親顕の切腹を真似て稽古をします。驚く春菜に、「将軍家のご落胤が、切腹の作法も知らずぶざまな死に方をしては、物笑いの種になるだけだからな!」と淡々と語りますが、その直後涙を浮かべて「死にたくない!生きたい!お前と生きたい!」と本当の心の内を伝えます。”死”を覚悟してまで父親との対面を望む・・いや、望まなくとも逃げられない状況に置かれた天一坊は、本当に辛かったろうと思います。

あっ、そういえばこの頃から天一坊の髪型が「根結いの垂れ髪」(いわゆるポニーテール)ではなく、まっすぐに下ろした髪を一つに束ねただけの「垂れ髪」という髪型に変わりましたね。どちらもよく似合っておられましたが、最後の「垂れ髪」の姿は、とにかく美しすぎてうっとりするほどでしたconfident

そんな天一坊も一度は春菜と逃げ出しますが、結局伊賀之介たちの元に戻ってしまいます。実は逃げている途中に、松平健さん扮する「土屋主水之助」に出会い、「父親である”吉宗”の若い頃に自分が瓜二つだ!」という話を聞かされます。そして、父親が「自分のことを一日たりとも忘れたことがない!」ということも・・。このことで、天一坊の”父に会いたい”という気持ちがもう抑えられなくなったんでしょうね。

そして、ついにラストですsign03(写真の真ん中は、呼び出される直前の天一坊。この時が春菜との永遠の別れとなりました。夕日を背にして、美しすぎる朝陽さんです。)
大岡越前守の拙宅に呼び出された天一坊たちは、越前守の詮議を受けます。証拠の二品だけをもって”ご落胤”を名乗ることを非難されると、すかさず天一坊は「自分の顔が、吉宗公の若い頃と全く似ていませんか?!」と聞き返します。これは、土屋主水之助に”瓜二つだ”と太鼓判を押されたことで確信を持ったからでしょうね!そして朝陽さんのアップが映ります。このシーンこそ、朝陽さんが二役やった意味がやっと花開く瞬間だったと思うんです。もし別人が演じてたら、たとえ似ていても微妙に違うだけでこのセリフに説得力が生まれません。この朝陽さんの表情が、第一部の”新之助”と全く同じだからこそ・・・ですよね。さすがに越前守も言葉を返すことが出来ませんでした。

ここで越前守は、城へ向かう籠を回すので身体を清めるためにお風呂に入るように促します。これは通常こういうことをするきまりになっていたためか、天一坊は全く疑うことなくお湯につかります。この後の悲劇も知らないまま・・・sweat01

お湯から出てきた天一坊が見たものは、庭に用意された登城用の籠ではなく、切腹の支度が整えられた部屋でした!これが映った瞬間も、胸が”ドキッ”としました。この時の朝陽さんの「・・・・」という沈黙の表情は、何度観ても辛くてたまりません。彼はどんなことを思ったでしょうね?!

そして「こんなところで腹が切れるか!!!」「親父に会うまでは死なんぞ!!」という場面は、ものすごい迫力でしたね。私はもう完全に圧倒されてしまいましたcoldsweats02そして大立ち回りが繰り広げられるわけですが、今までさんざん天一坊を利用し続けた伊賀之介は、吉宗が現れるというもくろみが外れたことで、天一坊を助けるどころか、一人で逃げ去ってしまいますannoyまた雲霧仁左衛門は捕らえられてしまいます。

たった一人で大勢の相手と闘っていた天一坊でしたが、さすがの彼もついに下半身を槍で突かれて押さえ込まれてしまいます。そしてかなりの怪我を負った天一坊の前に、越前守が再び現れます。朝陽さんの「だまし討ちとは卑怯だぞ!!」というものすごい渾身の一言に、「そうだ!そうだ!」と私も完全に激怒してました!

でもこの時、天一坊は大岡越前守の言葉と態度で、自分が”偽者”だと判断されたのではなく、”本物”と確信されたからこそ”死”を迫られていることを悟るんですよね。まずは状況的に、偽者ならばその場で切り捨てられて然るべきなのに、あえて致命的な怪我を負わされず「切腹」を迫られていること!「切腹」をさせるというのは武士の情けというやつで、ある程度の身分以上の者にしかそんな機会を与えないですものね。それと越前守が天一坊に対して”敬語”を使って話しかけていること!敬語どころか、「この越前”め”が・・・」と自分をへりくだり、天一坊のことを「ご貴殿・・・」と呼んでいること!そして、「本当のご落胤ならご落胤らしく、その最期を潔いものになされませ!」という、天一坊にとって”とどめ”の一言を涙を浮かべながら言い、両手をついて頭を下げるところ!これらのことから、越前守は自分よりも天一坊の方が身分が高いということを認めていることが分かります。そしてついに天一坊は覚悟を決めることになりますimpact

憎くて仕方なかった越前守ですが、彼も天下泰平を思い、吉宗のことを思った末にやむを得ずの苦渋の決断だったんですよね。この後のシーンから、彼は天一坊の死を見届けたら自分も後を追って死ぬ覚悟だったんですね。厳しい武士の生きざまを垣間見たような気がしました。

そして・・・・天一坊は白装束に着替え、ついに切腹の瞬間を迎えることになりました。ただこのシーンと平行して、吉宗がこちらに向かうべく猛スピードで馬を走らせています。「天一、死なないでくれ!間に合ってくれ!」と祈りながら駆けつけている父と、今まさに刃物を手にした天一坊・・・・。皆さんも多分同じだったと思いますが、もう観ている方も気が気じゃなくて、ただただ「間に合って欲しいsign03」という一心で画面に釘付け状態でした。

でも吉宗の到着を待たずして、天一坊はその刃を腹に突き立てますsign01あの瞬間の心境って、実際どうなんでしょうね。考えたら切腹ってすごい死に方だと思いませんか?最近よく耳にする自殺では、方法はいろいろあっても、死ぬその瞬間は意識がだんだんなくなって、自分でも分からない間にこと切れるって感じだと思いますが、切腹って自分の力でお腹を切り裂くわけですよね。刃を刺しただけでもその痛みで何も出来なくなるような気がしますが・・・・壮絶すぎますよね。

この切腹シーンの朝陽さん、すごかったですね。このシーンを初めて観たときは、ただ単純に「いや~~!!」という気持ちで涙を流しましたが、何度も観ていると、「なぜ、父親に会いたかっただけの彼がこんな結末になってしまったのか?」「彼は本当なら新之助と多藻に愛されて、きっと幸せに暮らせていたはずなのに、いったい何のために生まれてきて、何のためにあんなに苦しんできたの・・・?!」という気持ちが湧き上がってきて、たまらない悔しさに涙が出てくるようになりましたweepそれと、一人ぼっちにしてしまう”春菜”のこともきっと心残りだったでしょうね。

そしてこの切腹シーンですが、松平親顕の真似をして自分で首を切るはずが、途中で意識が遠のき、うつぶせに倒れこんでしまいました。でもこの様子には、立ち会っていた越前守も驚きます。そこにやっと吉宗が到着しますね。これも多分皆さんが、「遅いよangry」と突っ込んだはず!

原作では、静かに安置されている天一坊の遺体に吉宗が対面に来るという設定でしたが、今回のドラマでは視聴者に大きな救いのプレゼントがありましたね!またこの原作では、安置されている天一坊に越前守が心の中で話しかけるという場面が描かれています。越前守は天一坊に、”悪人”という認識を持っていましたが、説得すると切腹に素直に応じた様子に、「もしかしたら、彼は自分が思っていたような男ではなかったかもしれない!」「どこかに密かに逃がしてやれば、静かに暮らしたかもしれない!」と後悔の念を持つようになります。また、知らせを聞いて駆けつけた吉宗と無言の対面をした天一坊に、「良かったなぁ。あんなに会いたかった父上に会えて嬉しかったろ?!」と優しく語りかけます。

このストーリーに号泣したので、ドラマではどうなるのかと思っていましたが・・。到着した吉宗が目にしたのは、切腹して倒れこんでいる天一坊の姿でしたsweat02駆け寄って抱き起こしますが、血まみれになった天一坊は意識がありません。越前守は「ご立派なお最期でした!」と報告します。もうこの辺りは涙・涙でまともに見られないほどでした。なんて意地悪な脚本!!って思いましたが、なんと本当のクライマックスはここからだったんですねsign03

吉宗に抱かれた天一坊は、とどめを刺さなかったためにかろうじて命を留めていました。でも、大声で自分の名前を呼び続ける父のことも、ほとんど分からないほどの瀕死状態でした。ただ、朦朧とした状態ながら、うつろな目で血まみれの自分の手を握るその右手の甲に自分と同じ”ほくろ”を見つけて、初めて将軍である本当の父親に会えたことに気付きます。でも時は既に遅く「父上・・・」とつぶやいたまま、その腕の中で絶命するんですよね・・・・。

もうこのシーンのことを書いているだけで、何度も中断してます(笑)。はぁ~っ・・。こんなに切ない結末って・・・・。この最後のシーンの朝陽さんは、もう熱演を通り越して神がかっていたように思います。「父上・・」と言いながら嬉しくて微笑もうとするけれど、もうその力もないんですよね。どうしてもっと早くに会わせてあげられなかったのsign03と思わずにはいられませんでした。この屋敷に来たときの凛々しい天一坊の姿を思い出すと、本当に悔しくて・・・・。でも、最後の最後に父上に会えて、見取られながらその腕に抱かれて死んでいったことだけが、救いだったようにも思います。(写真下)

皆さんはどうでしたか?!このシーンは朝陽さんのファンではない方たちも、涙なしでは見られなかったようですね。3ヶ月に渡る撮影のラストを飾るシーンにふさわしい、朝陽さんと中村雅俊さんの迫真の演技にただただ感嘆するばかりです。

この第三部のラストシーンでは、もしも天一坊が元気でいたならば、春菜と一緒に、こんな風に幸せに旅を続けていただろう・・・という二人の幻の姿が映りましたね。これがまた涙を誘いましたね。この第三部はドラマの最大のヤマ場でもあったし、朝陽さんの本領発揮という感じのシーンの連続で、本当にあっという間でした。

っということで、今回はめちゃめちゃ長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さってどうもありがとうございましたheartこれはあくまでも私の感想なので、ぜひ皆さんのコメントもお聞かせ下さいね!お待ちしております。

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2008年8月23日 (土)

「徳川風雲録 その③」第二部 (長文です)

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~ 第二部 「大奥女の戦い 御三家の野望」 ~

前回の第一部からちょっと時間が経ってしまいましたが、今回は第二部を語りたいと思います。

第二部はまさにタイトルの通り、大奥の女たちの権力争いと将軍職をめぐる御三家の争いがテーマになっていましたね。あの有名な「絵島・生島事件」が盛り込まれていたり、吉宗が八代将軍に選ばれるまでの経緯がなかなか面白く描かれていました。出演された役者さんもとても豪華でしたね~。そして大奥の女性たちの衣装も華やかで見ごたえありましたgood西洋のドレスも素敵ですけど、やはり日本人としてはあの美しい織りが施された着物に勝るものはない!と感じます。

それで、毎度のことながら全体を語ると長すぎるので、今回も朝陽さんのシーンに絞ってお話をしたいと思います。(それでもかなり長文ですcoldsweats01スミマセン)

この第二部では、朝陽さんは「天一坊改行」として登場します。最初の登場シーンは、森の奥の暗闇で、眼光鋭く辺りを見回した天一坊が、お地蔵さまに近づいて刀を振りかざした瞬間にその首を切り落とし、”にやっ”と冷笑して、地面に落ちたお地蔵さまの首をまたいで立ち去るという、かなり衝撃的なシーンでしたshockまず、このシーンの冒頭で朝陽さんの(いや、天一の)顔がアップで映るのですが、この時の辺りの様子を伺う”流し目”はかなりセクシーでした。っていうか、暗闇のシーンで、月明かりに照らされているという設定なので、顔の半分が影になっているような感じで、とにかく妖しく美しすぎる朝陽さんでした!

実はこのシーン、台本ではお地蔵さまではなく「山犬」を何匹も切り倒すという、けっこう血なまぐさい設定でしたが、本番では変更になったようですね。もう既に山犬との勝負は終わったのか、登場した時には血がべっとり付いた刀を手にしていました。でもお地蔵さまの首をはねるという、信じられないことを半分面白がってやっているような様子に、神仏など恐れない人間に育てられている天一坊の荒々しい性格がよく表現されてるな~と思いました。第一部ですごく凛々しい新之助を見て、そのすぐ後に突然こんな朝陽さんが登場して、「・・・・・・」という感じでしたがcoldsweats02

そしてその次のシーンでは、修行中の山から無断で抜け出して、大勢の山伏を相手に道場破りに臨む天一坊が登場です。ここのシーンは番組の宣伝でもよく使われてましたが、「墓なら人数分用意しておいた方がいいぞ!」と冗談めいて挑発したあと、サッと真顔になって「来い!」というところが”ゾクッ”とするほどカッコよかったですね。そして派手な立ち回りがありましたが、すごくスピードも迫力もあって見ごたえありましたね。相手の山伏をされてた方は皆さん、時代劇のプロというような方たちでしょうが、それでも狭いスペースで木刀だの刀だのを大人数で振り回しているわけですから、一歩間違えたら大怪我ですものね!朝陽さんもきっと猛特訓されただろうな~と思います。

そしてこの勝負は大地康夫さん演じる「雲霧仁左衛門」が割って入って収めます。その後のシーンがとても好きなのですが、修行を抜け出したことをたしなめられた天一坊は、「俺はただ、おっかぁを殺したヤツを見つけて仇を討ちたいだけだ!」というんですよね。その仇が目の前にいるなんて夢にも思わず・・・。それが見ていてとても切なかったです。

それと、自分が物心ついたときはもう両親がおらず、自分がいったい何者なのかを知りたいと思っているんですよね。でもその真実を隠し、「お前の父親は小悪党だ。お前は人間のくずだ!」と言い放つ伊賀の介に、我慢が出来ず天一坊は刀を抜きますが、逆に隙を突かれて喉元に刀を突きつけられます。この時の、身動き出来ず悔しそうに固まっている時の朝陽さんの表情もすごく美しくて素敵です。(写真の下です。)

そして次が”天一坊と春菜”の運命の出会いの、きっかけとなる上賀茂の「競い馬」のシーンですね。選ばれた二人が一対一で馬に乗りながら刀や弓で戦い、相手を打ち落とした方が勝ち!というまさに”命がけ”の行事です。これに出場することを決めた天一坊は、ある不正行為を働きます。

それが競い馬の相手の姉を”拉致監禁”するというとんでもないことでした。それを相手に伝えて動揺させて自分が勝利しようということですよね。この時標的となったのが、天一坊の運命の人”春菜”ですね。弟の勝利を祈ってお百度参りをしているところに現れ、言葉巧みに誘い出そうとするものの警戒され、結局当て身をくらわせて強引に監禁します。でもこういうシーンが、何だかすっごく似合ってる気がするんですよね~coldsweats01スピードマスターの時も思いましたが、朝陽さんは”悪役”似合いそう・・・。こんな事言ったら他のファンの皆さんに怒られるかな。(でも今放送中の「ゴンゾウ」も、実は朝陽さんがラスボスなのでは・・と勝手に想像して、いや、期待してます(笑)。)

んで、競い馬に負けた弟の参之丞は自害し、このことがきっかけで天一坊は春菜の仇討ちの対象となります。その頃天一坊は普段お世話になっていてひそかに慕っている、修行の師である羽黒坊から、競い馬で不正を働いたことを咎められ、また嫌がっているのに自分の”父親”の話題を持ち出されたことで、感情を抑えきれなくなり思わずこの羽黒坊を刀で切り捨ててしまいます。

この時、「親父のことをいうなsign03・・・」と怒りを爆発させた朝陽さんの”目”は、たぶん今まで私が見た中では最大級の大きさだったと思います(笑)。皆さんもそう感じられませんでしたか?!でも目力(めぢから)ってやっぱりすごいと思います。この時の朝陽さんの大きく真剣な目で、天一坊が自分の宿命にどれほど傷つき苦しんできたかがすごく分かる気がしました。羽黒坊に対して「俺は天性の悪だ!」と叫んでいたけれど、本当は自分自身にこう言い聞かせていたのだと思います。このシーンは見ていて辛かったです。

そしてこの第二部の中で私が一番大好きなシーンが、ついに春菜と天一坊が遭遇する小川のほとりでのやり取りです。ここでの天一坊は今までの荒々しい感じはまるでなく、思いつめたように沈んでいます。そんなところに春菜がやってきて仇討ちの勝負を挑みます。参之丞の死すら知らなかった天一坊は、自分の卑怯な振る舞いで結果的にその命を奪ったという事実にさらにショックを受けます。稚拙な腕前で到底勝てるはずもないのに、弟の無念を思って自分に向かってくる春菜に対して天一坊は、「待てsign01春菜殿。その腕では俺は斬れん。おぬし、死ぬつもりなのか?」と穏やかに訊ねます。この時の朝陽さんの表情が、もう言葉に出来ないほど大好きですheart(写真の上です。)

そしてここで初めて天一坊は、自分の悩み苦しんでいる心の内を春菜に語ります。自分が何者なのか・・・。あの素晴らしい新之助と多藻の間に出来た天一坊の身体には悪い血など流れているはずもないのですが、伊賀の介たち”悪党”の手で凶暴に育てられたことで、生まれと育ちのギャップの大きさにバランスが崩れてしまい、心が壊れてしまいそうになっていたんでしょうね。そこで天一坊は春菜に、自分の刀を使って斬ってくれるように頼みます。もともと仇討ちをするつもりだった人間にこんなことを依頼するのだから、本気で死ぬつもりだったんですよね。覚悟を決めて目を閉じ、身動きひとつせず歯を食いしばってその瞬間を待つ姿は、本当に胸を打たれるものがありましたweepそして春菜もまたそんな天一坊を見て、ついに刀を振り下ろすことが出来なかったんですね。

このシーンは第二部の撮影のラストだったようですが、朝陽さんの演技力に全て懸かっていると言ってもいいシーンでしたね。そして見事にその重責を果たされたと思います。天一坊の苦悩がすごく伝わってきたし、あの朝陽さんの頬を伝う静かな涙に、私も思わず涙ぐんでしまいました。人によっては、せっかくのチャンスなのに弟の無念さを思えば春菜が躊躇したのはおかしい!という意見もあるようですが・・・皆さんならこういう場面でどうされますか?!

ドラマはこの後、春菜が何を言われてもずっと天一坊の側にくっついて、江戸に向かって旅をするというところで第三部につながりますね。

っということで、朝陽さんのシーンだけを語ってこの長文でした(笑)。いつも読んで頂くのが申し訳ない気持ちでいっぱいですが、なるべく詳しく書いた方が思い出して頂けるかな?と思って頑張って書かせていただきましたsign01

第一部の”新之助”の朝陽さんとは、髪型も性格も全く違う”天一坊”の朝陽さんでしたが、本当に素晴らしかったですね。前にも書きましたが、”新之助”とは観ていて全くかぶらなかったです。これは衣装とかだけではなく、朝陽さんの役作りの賜物ではないかと思ったりもします!

では次は涙・涙の第三部です。また読んで下さいね。

P.S. 

Jazzッ娘さん、コメントありがとうございました!私のつたない文章を褒めて下さって感激ですcryingJazzッ娘さんのコメントもすごく読みやすくて、いつも「うんうん・・」とうなずきながら楽しく拝見しています。「なつのひかり。」に関することを教えてくださってありがとうございますheart04また別の記事でコメントさせて頂きますね!もし宜しかったらまたこの第二部の記事の感想などもお願いしますnote

皆さんも感想など、よろしければぜひお願いしますねhappy01

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2008年8月 8日 (金)

「ヒットメーカー 阿久悠物語」

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[ヒットメーカ 阿久悠物語]

[脚本] 野尻 靖之 ・ 金子 修介

[監督] 金子 修介

[放送日] 2008年8月1日 

[出演者] 

田辺誠一(阿久悠)・内田朝陽(都倉俊一)・及川光博(池田文雄)・古田真一(池内博之)・佐藤真弓(松田トシ)・五辻真吾(萩原欽一)・高橋愛&新垣里沙(ピンクレディー)・ 星野真理(山口百恵) ほか

[あらすじ]

コチラをご覧下さいnote

http://www.ntv.co.jp/akuyu/story/index.html

[感想]

待ちに待った「阿久悠物語」がついに放送されましたね!本当に久しぶりに朝陽さんがドラマに登場してくれましたhappy01
今回朝陽さんが演じる役は作曲家の都倉俊一さんです。このドラマの直前に特番がありましたが、その中で阿久悠さんとの思い出をいろいろ語っておられた方です。

今回のドラマでも、ちょうど朝陽さんの初登場シーンのところで簡単に紹介のナレーションがありましたが、父親が外交官ということでドイツで育ち、英語とドイツ語がペラペラでスポーツカーを乗り回していて・・・ご本人もなかなかのイケメンですし、当時からモテモテだった方のようですねsmileそのうえ作曲家としての才能もずば抜けているんですから、「神は天に二物を与えず・・」というのは間違いかも(笑)。でもこんな素敵な方を、他でもない”内田朝陽さん”が演じてくれてすごく嬉しいですsign01

今回もまた、作品全体について語るとすごく長くなるので、”朝陽さん”のシーンを中心にお話しをしたいと思います。

朝陽さん扮する都倉氏と阿久悠さんとの出会いのシーンは、そのやりとりがとてもコミカルでしたね!いくら興味を持ったからといって、遠くからジーっと見つめられたら怖いですよね~coldsweats01そこで朝陽さんは「ストーカー」という罪があることを伝えるのですが、当時まだその言葉すら知らなかった阿久さんは「トースター?」と聞き返します。この時の朝陽さんの「・・・・・」という表情は何ともおかしかったです。でもこういうシーンからも、都倉俊一という人がその時代から一歩リードした存在であったことが伺えますね。

そしていよいよ「スター誕生!」の番組が始まり、朝陽さんの初コメントですが、阿久悠さんとは対照的に優しい表情と物腰ながら、阿久さんと変わらず結構キツイことを言っているそのギャップが良かったですsmile私はこの番組をリアルタイムで観ていた世代ではないので(スタート時はまだ生まれてませんよcherry)親に話を聞くと、やはりこの手厳しいコメントが印象的だったそうです。でも自分が出場してこのコメントを聞いたらかなり凹みそうsweat02それだけ歌手になるということは難しいことだったんですね。

そして、私がとっても楽しみにしてた朝陽さんの”ピアノ”のシーンですが、皆さんはどうご覧になりましたか?「ペッパー警部」のサビの部分を作曲してるところでしたねnotes五線譜に音を確認しながら書き込んでいく作業のところだったので、ガンガン弾くという感じではなかったですが、4小節ほど両手で弾いておられましたね!指が微妙に震えていたようにも見えましたがsweat01左手の和音は結構難しい音階を弾いておられたので、何度も練習されたんだろうな~と思います。

ふと、「都倉さんがギターで作曲される方だったら、もっとこのシーンがリアルになるのにな~!」なんて思いながら観てましたが、これを機にまたピアノを弾くシーンをぜひ披露して頂きたいし、ピアノの練習をこれからも趣味としてずっと続けていって欲しいな~と思います。

朝陽さんのシーンで私が気に入ったところは、森昌子さんの新人賞獲得の後、阿久悠さんと都倉さんが二人で「スター」という呼び方について、何か別の呼び方はないかと話をするシーンです。まず久々に朝陽さんがタバコに火をつけて一服する姿を見ましたconfidentスピードマスター以来かな(笑)。まあ喫煙は身体によくないので心配ではありますが(実生活ではもう禁煙されてたらごめんなさい!)、でも朝陽さんがタバコを吸う時の一連の動作は、何か男の色気があって痺れますね~happy02

あっ、それで特に阿久さんが「アイドルなんてどうだ?」って言った後、「アイドルsign02それはまた”スター”より偉大な存在だ!」と言って微笑む瞬間の朝陽さんの顔がすっごく大好きですheart(また細かすぎます?coldsweats01

それと、”渚のシンドバッド”の作詞を依頼しにきた阿久さんが「よいこの歌なんか作っちゃいかん!」と言った時に「またそんな・・・笑」と返した時の笑顔も好きです。ちなみに、この時の赤い柄のシャツがとても似合っていましたね。

そして今回の朝陽さんですが、髪型は6月の朗読のステージと同じパーマーヘアーでした。そのせいか、何だかグッと大人の男性に見えましたが、どうですか?!

今回のドラマを観て早速いろんな方がコメントされてますが、朝陽さんに関しては結構いい評価が多いみたいですね。まあ批判的なことを言う人も当然いて、例えば「ピアノのシーン、作曲家の役のくせに下手すぎてせっかくのドラマが嘘くさく感じてしまった。」とか「内田朝陽さんってあんなに体格良かった?顔も大きくて都倉さんのイメージとは程遠い。」とかannoyしかし、実話で実在人物を演じるにあたって、そっくりさんでなきゃダメでしょうか?そういう見方をしていてはどんなドラマも映画も楽しめないだろうな~と思います。

今回監督をされた金子修介氏もこのことについて、ご自身のブログの中で、
「実在の人物を映像化する時、「似ているかどうか」という事を先ずは考えるのが普通だろうが、「そっくりショー」をやろうとしている訳では無いので、あるところで考えの矛先を変える。実在の人物が持っているイメージを、俳優が、本人の個性を使って拡大なり、変化させ、それが面白かったり、納得出来たりする時、「OK」となるのである。ただ、キャスティングの時には、オーディションで無い場合、それぞれの俳優のキャリアを参考に演技を想像するしかないから、これは難しい。」とおしゃってます。視聴者としては完全に好意的な姿勢で観る必要はないでしょうが、細かいことにとらわれず私はもっとドラマの伝えようとするメッセージを感じ取って、楽しく観たいですconfident

それで、好意的なものとしては「平成の若い俳優たちが演じながら、昭和の時代に熱く闘った男たちの姿がよく再現されていた!特に内田朝陽くんの都倉俊一氏は、ドラマ自体をあの時代へいざなってくれたと言えるほど雰囲気がよく表現できていて、素晴らしかったshine」というコメントもありました。そういえば中には、黄川田将也さんをずっと朝陽さんだと思っていた人がいたとかcryingこれからもっともっと朝陽さんが幅広い年齢層のたくさんの方たちにバッチリ覚えてもらえるように、頑張って応援していきます!!

阿久悠さんの歌詞は、本当に”時代”を表したものですよね。今は英語がふんだんに盛り込まれて何だか意味不明な歌詞で、曲のリズムだけで聴かせるような歌も多い気がします。そして歌手自体もファンの方には「そんなことない!」って言われそうですが、雰囲気が似ていて同じようなファッションをしていて、特に歌が上手いということもないような人たちが”キャーキャー”言われてる感じがするんです。でも結局はその中から、個性をしっかり持ち真の歌唱力、表現力を持った歌手だけが生き残り、私たちの心に残るような名曲を聴かせてくれる・・そうなっていくんじゃないかと思います。

歌手のみなさんも役者さんも、もちろん監督さんや脚本家の先生たちも、自分の作品がその時だけ話題になるのではなく、10年後あるいは20年後にもまだなお語り継がれるよな、そんなお仕事をして欲しいです。そういう意味では阿久悠さんも都倉俊一さんも本当に偉大な方ですよね!

っということで、何だかえらそうな意見まで書いちゃいましたがsweat01朝陽さんが、本当に人の心にいつまでも残るような作品にたくさん出演されることを願っています。

そういえば来年公開予定の映画「60歳のラブレター(仮)」に出演されるとか!これからも朝陽さんの活躍を皆さんで応援しましょうね!!「阿久悠物語」の感想もぜひコメント下さいねhappy01

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2008年7月29日 (火)

「徳川風雲録 その②」第一部

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~ 第一部 「見参!紀州の暴れ龍」 ~

それでは、とっても長い長い作品なので、いつもながら朝陽さんの出演シーンを中心に、原作や台本と比較しつつ語っていきたいなと思いますsign01

まず、第一部の冒頭から朝陽さんの勇ましい乗馬姿や立ち回りシーンがありましたね。吉宗の若い頃が、こんなに武芸に秀でていてたくましかったなんて知りませんでした。そして、のっけからいきなり酒井美紀さん演じる「多藻」を弓で狙うという衝撃シーンがありましたね。もちろん本気ではなく、自分の好きな人をびっくりさせてやろうというイタズラで、まねをしただけなんですが・・・。案の定びっくりして身を隠す多藻を見て、満足げに「ふっ」と笑って弓を投げ捨てて走り去る朝陽さんの表情は、とても可愛かったですnote

この多藻ですが、原作では出戻りの三十路(30歳)で新之助は元服ということで15歳なんですね~。(昔は15歳でももう立派な武士なんですね。)でもお互い相思相愛で、ついにこの元服の日に二人は結ばれることに・・heart02原作では、嘉吉に”これから夜這いに行きます”と伝えに行かせるという場面がありますが、ドラマではいきなりやってきて朝陽さんの、「俺は女を知らん。親父に会う前に男になってから行きたい。」「俺はお前と契りたい。良いな!」というセリフですhappy02どちらにしても今どきの女性に言わせたら「ふざけんじゃない!」って思われるかもしれませんね(笑)。でもずっと昔から知っていて、自分も大好きな人がそう言ってきたらどうですか~bleah

それでこの時の二人のシーンですが、とっても素敵だったしうらやましかったですね。朝陽さんは上半身裸で、寝間着を着た酒井さんを腕枕しながら話をしていました。朝陽さんの腕は本当に太くてたくましくて、かなりセクシーでしたheartでもこの時、たった一度きりの契りで”天一”が宿るんですよね。これはすごい!!

そして、一人で和歌山城に乗り込んで父と対面した新之助が二人で手合わせをするシーンも迫力ありましたねー。時代劇初出演にして、あの”松方弘樹さん”と堂々と木刀を交えたのですが、全く引け目を感じないすばらしい迫力あるシーンでしたね。私は立ち回りってよく分かりませんが、かなり打ち合わせをしっかりしないと絶対に怪我しますよね~。あのスピードでカンカンやり合うのは結構怖いんじゃないかなって思いました。さすが朝陽さんsign03

ただ側室の子で四男ということもあり、また父・光貞にとても可愛がられるが故に兄たちから疎ましく思われ、事ある毎に辛い言葉を投げかけられてしまう新之助がついにぶち切れる出来事が起こります。

それが南龍公頼宣の命日に、和歌山城の訓練場で野戦料理を再現して皆でそのご遺徳を偲ぶというシーンです。ここでは甲冑に身を包んでこの粗末な野戦料理を食べるのですが、その料理がなんと!”カエル”だの”イナゴ”だの・・・・shockみんなさすがに手を付けることすら出来ずにいるのに、新之助だけは「こりゃうまそうだ!」と嬉しそうにカエルをかじり、イナゴをわしづかみにしてバリバリ食べますcoldsweats02このシーン、朝陽さんはどんな気持ちで臨まれたんだろう・・。いつも私は「役者さんってすごいな~」っていう感想に行き着くんですが、これほどそれを感じることもないかも!本当にお見事です・・・。ちなみに”2チャン”でもこの話題で、「内田はこのシーン、よく頑張ったよな。」って書かれてました(笑)。

それでこの後で父の光貞に注意を受け、またまた兄たちにイヤミを言われ、ついに新之助は激高するんですが、側に仕える者たちに諭されその怒りを静めるんですね。その時の厳しい顔が、写真の上です。すっごく凛々しくて素敵ですよね。

それからしばらくして、多藻が懐妊していることが判明して喜ぶ新之助の表情が下の写真です。この朝陽さんの優しい笑顔、なんと言っていいのか分からないくらい最高ですheart04この時に新之助は、お腹の子供が自分の子供に間違いないというお墨付きと短刀を渡すのですが、これがこのドラマの最後の最後まで関わってくるという、運命というには切なすぎる展開のきっかけになりますthink

ちなみにこのシーン、多藻は「そんなものはいりません。」と一旦断るようになっていますが、原作では逆に多藻の方から請求するんですよ。この多藻という女性像は原作とは随分違いますが、このドラマの中の多藻の方が断然いいですよね。

それから・・・新之助が参勤交代に同行して江戸に向かう途中、宿で助太刀を依頼されるシーンがありましたね。国分佐智子さん扮する美女に助太刀を了解した後、お礼をしたいからと誘われます。始めは何を言ってるのか分からなかった新之助は「女が命に代わるものと申せばただひとつ!」と言われて、それが”操”だと分かって動揺するところはなかなか面白かったですよねsweat01きっぱり断ったものの、そのことが頭から離れず結局ろくに眠れるまま、仇討ちの約束場所までいくのですが、これって大丈夫なんでしょうか(笑)。思わず心配してしまいましたが、でも助太刀をしてあげる代わりに”H”しちゃうなんて、そんな人の弱みに付け込むようなことは、新之助は出来なかったんですよね!でもこのやり取りの時の朝陽さんもキリッと頼もしくて素敵でしたconfident

そして第一部の見所と言えば、新之助と紀伊国屋文左衛門との掛け合いではないでしょうか?!これもやはり、大ベテランの西田敏行さんとのシーンでしたが、堂々たる演技でした。ここでは紀州藩の多額の借金の返済に当てるべく、自分の首を賭けて紀伊国屋文左衛門に借金を申し込みます。

しかし”5万両”という金額にみんな驚きを隠せませんcoldsweats02貨幣価値は江戸時代でも米に換算したり労働に換算したりで随分変わってくるので一概には言えないのですが、だいたい1両=10万円くらいと言われているので、簡単に考えても新之助が借りたお金は”50億円”くらいになるんですよね~sign03これを藩の借金としてではなく、新之助”個人”の借金として借りたいと申し出たことで、紀伊国屋文左衛門は彼の「男」としての技量を買い、新之助に惚れこんで5万両を用立ててくれるんですよね。この時の朝陽さんも、本当に精悍で凛々しくて本当に素晴らしかったです。

そして朝陽さんが演じる”新之助”のラストシーンは、将軍綱吉との囲碁の勝負に勝って「越前の国、丹生三万石」を与えられ、新大名として初めて江戸城の廊下を歩いて登城する朝陽さんです。裃姿の正装で、袴を両手で持ちすそを踏んで引きずりながら進んでいく朝陽さんは、本当に気品と威厳があって今まで見た時代劇のスターの誰よりも素敵だったように思います。前回の「その①」の記事で、この時の朝陽さんの写真を載せています。

このシーンの後は中村雅俊さんがバトンタッチされたんですが、初めて雅俊さん扮する”新之助”改め”徳川頼方”が映った時のことを、視聴者の皆さんはかなり厳しくコメントされてますよね。この事は最後の総評でちょっと触れようかなって思ってますcoldsweats01

っということで、まだまだ書きたいシーンはいっぱいあるのですが、これ以上はさすがに長すぎると思うので・・・(笑)。とにかく、第一部の「新之助」は爽やかで、凛々しくて、時に荒々しくて・・・朝陽さんもおっしゃってますが、男としても憧れるような人物だったんですよね。体つきもがっしりしていて、目力があって、それでいてどこか生まれた血筋の良さがにじみ出ているという、新之助という人のイメージに、朝陽さんはぴったりだったような気がします。

この後もまだストーリーは続くのですが・・・sweat01次回は「第二部」を書きますね。ぜひお楽しみにしていて下さいね。そして、この「第一部」についての皆さんの感想をぜひぜひお寄せ下さいね!楽しみにお待ちしております。

追記:

27日に朝陽さんご出演の「ヒットメーカー 阿久悠物語」の直前特別番組がありましたね。皆さん、ご覧になりましたか?朝陽さん、素敵でしたね~。8/1の放送がとっても楽しみです!

もちろん、放送後はこのドラマのことを書こうと思ってはいるのですが、私事ながら、8/1~3まで東京に行きますので、このドラマは録画していく予定です。そうそう、せっかく久しぶりの東京だし朝陽さんとこのお店で食事したかったですが、自由に動ける3日が日曜日なんで、定休日でお休みですよねcryingっということで、また次回のお楽しみにしておきますcherryっというのは余談で、このドラマの直後に記事が書けませんが、戻ってきたら「徳川風雲録」の途中でも、書かせていただきますね。(ややこしくてごめんなさいsweat02

それでは、「第二部」もよろしくお願いししま~す。

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2008年7月24日 (木)

「徳川風雲録その①」番組データ ほか

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「徳川風雲録 八代将軍吉宗」

[原作] 柴田 錬三郎  

[脚本] 長坂 秀佳「徳川太平記~吉宗と天一坊」(上・下)

[監督]

 一倉 治雄(1部・3部) / 藤岡浩二郎(2部)

[放送日] 

2008年1月2日 14:00~23:55 <全595分/全3部構成>テレビ東京系列

[番組構成] 

◆第一部「見参!紀州の暴れ龍」(14:00~17:20)

◆第二部「大奥女の戦い 御三家の野望」(17:30~20:50)

◆第三部「天下危うし!吉宗VS天一坊」(20:50~23:55)

[出演者] 

・中村雅俊(徳川吉宗)
・内田朝陽(天一坊改行/徳川新之助)

・石黒賢(大岡越前守忠相) ・桜井幸子(月光院) ・酒井美紀(多藻) ・松方弘樹(徳川光貞) ・西田敏行(紀伊国屋文左衛門) ・山田純大(徳川宗春) ・藤田まこと(徳川光圀) ・かたせ梨乃(於由利の方) ・中村俊介(生島新五郎) ・黒谷友香(絵島) ・南野陽子(天英院)・大地康雄(雲霧仁左衛門) ・内藤剛志(山内伊賀之介) ・松平健(土屋主水之介) ほか

[あらすじ]・・・あまりに長くなりますので、公式サイトをご参照下さいsign03

http://www.tv-tokyo.co.jp/fuunroku/story.html

[朝陽さん、時代劇デビューまでの道]

ここからはいろんなインタビューでのご本人のお話から、朝陽さんがこの作品にどのような気持ちで取り組み、どのような苦労があったのかをご紹介したいと思います。

もうご存知のとおり、朝陽さんにとって”時代劇”しかも”二役”というのは初めての経験でした。また、その作品がお正月の”新春ワイド時代劇”で、「10時間clock」という長時間の放送ということで、相当のプレッシャーがあったのでは・・・と思います。また、これ以上ないというほどのベテラン揃いの豪華キャストの中で、堂々とメインキャストを務められたことは本当にすばらしい経験をされたと思いますshine

朝陽さんは「どんど晴れ」の撮影が終わって間もない8月中旬から、京都に入り”剣・弓・馬・能・茶道・立ち回り・所作・・・”などの稽古を始められました。完成披露の会見でもおっしゃっていましたが、かつらや着物を身に着けて、歩いたり板の間に正座したり、馬に乗ったり・・・途中で落馬するハプニングもあったりで、つらい思いもされたようです。

そして何よりも、「太秦は東京モンは受け入れてもらえない!」とか「京都の人は怖い!」とみんなに脅されて、すごく気が重かったそうです。でも実際に行ってみると、全然そんなことはなくて一緒におしゃべりをしたりする時間が楽しかったとおっしゃってます。

それにしても、朝陽さんは早くから熱心に稽古に取り組まれたようですね。インタビューでこう話されています。

「(時代劇製作のプロ集団、太秦の東映京都撮影所では)確かに、仕事に厳しい方ばかりです。そういう方たちの前では、強がったり、大きく見せようなどと考えず、正直に自分をさらけ出すしかないんですよね。今回の時代劇での経験は、とても大きいですね。」(朝日新聞 1月1日付)


「全てが完璧でないと、世界観を作りきれないのが時代劇だと思います。現代に存在しているものでは、太刀打ちできないので、全てを塗り替えなくてはいけないんですよね。これまで当たり前のように観ていましたけど、例えどんなに小さく画面に映っていようが、後ろの方でセリフのないお芝居をしている方たちは、茶店でお団子を食べるにしても所作が完璧で、特に(東映)剣会の先生方は、現代劇におけるエキストラとは全く違う次元だと思います。(中略)時代劇の本場である”世界の太秦”で皆が本気で撮っている作品ですし、僕もその中で一生懸命やらせてもらってます。」(時代劇マガジンvo.17)

朝陽さんがこういう姿勢で臨まれたからこそ、京都の皆さんに暖かく受け入れられたんじゃないかな~と感じました。自分が新しいことにチャレンジしたり新しい環境に飛び込むことになったら、こういう謙虚で素直な気持ちを忘れずに持っていたいと思いましたconfident

ところで、朝陽さんは高校時代には歴史に興味がなく、自分が時代劇に出るなんて思ってもみなかったそうです。でも最近では時代劇に出たいと思っておられたようで、この作品への出演は本当に嬉しかったそうです。日本人が武士をやるというのは、他の何者にも脅かされない、”日本人の聖域”みたいなものだともおっしゃってます。

確かに最近はいろんな国の人たちが共演されるドラマや映画も多いですが、時代劇の”武士”はやはり”日本人”にしか演じられないですよね。例えば面子にこだわり、個人ではなく”家”を重視する考え方、そして何よりも”切腹”に代表されるような「散り際の美学」「武士道」・・・これらは日本人ならではのものだと思います。日本語ペラペラのオーストラリア出身の友人がこの作品を観て、「この時代の人が話す日本語って、美しいね。」と言ってましたhappy01横文字が当たり前になって、言葉がどんどん乱れている現代には、かえって新鮮さを感じるほど爽やかな言葉遣いだったと私も思います。

また着物、袴姿も素敵でしたね。朝陽さんは二役ということもあって、様々な衣装を着られました。でも本当に良く似合っておられて、スーツ姿とはまた違う男らしさや色気を感じられましたheart詳しいお話はまた後ほどたっぷりと!

そしてこの”二役”についてですが、朝陽さんはインタビューでこのようにおっしゃっています。
「監督から、”プレッシャーは感じるだろうけど、台本にも別の人間として描かれているし、自分も違う人間として演出するし、絶対に二役に見えるから気にしないでやってくれ!””変に分けようとするとそれだけに集中してしまって、親子の共通点がなくなってしまうから、極端な話、一緒になってもいい”といわれてとても気が楽になりました」(時代劇マガジンvo.17)

新之助と天一坊・・・どちらも父親の愛を感じることなく育ったことが共通しているわけですが、その成長過程は全く異なる環境ながら、結局は定められた宿命のように父を求めて歩んでいくんですよねconfidentでも本当にずっと続けて観ていても、この二人をどちらも朝陽さんが演じておられることに全く違和感がなかったというか、そのことを忘れてしまうほどでした。でも、最後に「あ~っ、二役された意味が分かった!」と思える、印象的なシーンがありました。これは第三部の記事の中でお話しますね。

この作品の原作者”柴田錬三郎さん”の作風や、これで新春ワイド時代劇の執筆が6度目となる脚本家”長坂秀佳さん”についてもお話したいところですが、とても長く難しい話になるので今回はちょっと置いておきますねcoldsweats01

とにかくこの作品で朝陽さんは、個人的に感じておられた「人間関係」、例えば友達・親子・恋人などについて、「それはこういうことだったのか!」と分かったそうです。また時代劇というものについても、その魅力をしっかりと感じられたようですね。朝陽さんに言わせると、海外の方たちから見て、”寺や神社に武士がいる”というのは、”ディズニーランドにミッキーがいる”くらいに感激なものなんですってnote確かにそうかも!いや、現代の日本人からみても、”武士”は今の時代に忘れ去られた何か大切なものを教えてくれる、特別な存在ではないでしょうか?!

この作品を観られた多くの方たちの感想や評価は、また別の記事として特集したいと思っています。なんといっても10時間ですからsweat01何から話そうかと、正直とまどってますcoldsweats01そこで、今回はスペシャル版として「徳川風雲録」を6つの記事に分けてまとめようと考えています。

内容は「その① 番組データ ほか」「その② 第一部」「その③ 第二部」「その④ 第三部」「その⑤ 番宣”徳川風雲録 見所&美食SP”」「その⑥ 総評」という感じです。いずれも長文となるでしょうがcoldsweats01宜しければぜひご覧下さいね。

最後に今回の写真ですが、これは「徳川風雲録」に関する記事や関連グッズです。ごちゃごちゃと数があって収まりきらないものもあるのですが、左にある箱は、その奥にある日本酒が入っておりました。今回のドラマのために特別にパッケージされた商品です。それと手前に赤と青の2冊の本がありますが、これは第一部と第二部の台本です。これはいつもながら、知り合いの業界関係者の方に頼み込んで、かなり苦労して入手して頂いたものです。(第三部は残念ながらまだ手元にございませんsweat02)ただ私の場合は、ただのコレクションとしてではなく、実際に役立てております(笑)。どういうことかは・・・また機会があればお話しますね。あっ、決して悪用はしていませんのでcoldsweats01

っということで、「その①」からいきなり長文で、申し訳ございません。最後まで読んでいただいてありがとうございます。ただいま「その②」を書いていますので、またすぐに更新します。ぜひ遊びに来てくださいね。よろしくお願いします。コメントもぜひよろしく・・・bleah

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