「スピードマスター」
[監督] 須賀 大観 [脚本] 木田紀生
[公開] 2007年8月25日
[出演] 中村俊介、内田朝陽、北乃きい、中山祐一朗 、蒲生麻由 、鮎貝健 、阿井莉沙 、脇阪寿一 、鈴木慶一 、大友康平 ほか
[あらすじ]
とある街の埠頭。修理工場「桜井モータース」の娘・まひろは、壮絶なバトルを繰り広げたチューニングカーをデジカメで撮影していた。が、その事がマシンの持ち主である勇弥にばれてしまい、勇弥の手下に襲われそうになる。しかしその時、1人の男がまひろを救い出した。男の名は颯人。彼はかつて無敵の走り屋だったが、バトル中の事故で友人を亡くしたのをきっかけに速さを追うことをやめ、今は放浪の旅を続けていたのだった…。
[感想]
いよいよ、朝陽さんの最新作ですね。これは去年の夏に公開されました。
何と言っても朝陽さんのヒール役というか悪役というか、その役柄が新鮮であり驚きでもありました
なんたって、朝ドラで爽やかなホテルマンをしている中で全身黒ずくめの姿ですから・・・ファンでなくても驚いたのでは・・・・(笑)。すごいタイミングだったことは間違いないでしょうね。
朝陽さんの衣装はタイヤを再利用した特製のスーツでした。これはまさに8月の炎天下ではサウナスーツ状態で、朝陽さんはインタビューのほとんどで「暑かった
」とおっしゃってます
主役の中村俊介さんが白の涼しそうなTシャツだったので、これはすごい差だと思いませんか。これが冬の撮影だったら良かったんですけどね~
きっと、朝陽さんにとって一番暑い経験がこの「スピードマスター」の撮影で、一番寒い経験が「アオグラ」の川に入るシーンだったのでは・・・・。これが逆だったら・・・と本当に思います。撮影って、季節関係なしですもんね
朝陽さんは夏より冬が得意だそうですから(ご本人いわく)、この映画の撮影は本当にしんどかったでしょうね。メイクさんに、「目元に汗かくとつけまつげが取れちゃうから!」と言われて、「目元に汗かかないなんて出来ないよ~
」と困っておられたそうですよ。
この役では、朝陽さん演じる”黒崎勇弥”が最初はものすごく分かりやすい「ジャイアンキャラ」で、見た目もいろんなものがガチャガチャと衣裳についていて、髪の毛の色もものすごくカラフルで、もっとサイバーっぽい感じだったんですって。でも朝陽さんはそこに「セクシーさ」を感じなかったそうで・・・。それからはいろんな意見を出して、撮影初日直前にやっと朝陽さんのイメージする黒崎勇弥にたどりついたとか。白い手袋の上にリングとか、派手なサングラスも朝陽さんの提案だそうですよ
確かに・・・・ちょっと気持ち悪いキャラでしたよね。あっ、右目だけ灰色のカラーコンタクトだったのもすごく違和感ありましたし・・・。だけど、あれは瞳がとても大きい朝陽さんだからこそすごく良く分かったけど、目の小さい役者さんだったらあまり気づかなかったかも(笑)。
それで、この映画は車を題材にしたものでしたが、朝陽さんはもともとそんなに車には興味がなかったそう。車はのんびりとドライブ派だそうで・・。でも今回の映画出演にあたって、いろいろと研究されたそうです。役者さんって本当に大変ですよね。だってやるからには、その道に詳しい人たちに「こんなんじゃね~よ!」なんて言われたくないですもんね。
私はこの映画の朝陽さんで一番好きなシーン・・というか好きな表情は、すごく細かいんですが、勇弥がまひろの工場に偵察に来て颯人をレースに誘い出すシーンで、「オレはバトルはやらない。」「人違いだ。」と言われて、バールを取り出して「フン!」っと鼻で笑って颯人を見る瞬間の顔がとても気に入ってます
(マニアックすぎる?!)なんかセクシーさを感じる瞬間でした。でもその直後、そのバールでお客さんの車の窓ガラスを叩き割るシーンが・・・。やっぱり悪役なのね!っと再認識した瞬間でもありました![]()
あと、一箇所だけ朝陽さんが英語をしゃべる台詞がありましたね。字幕を読まないと、なんとおっしゃってるのかは分かりませんでしたが(^▽^;)カッコよかったし、やっぱり自然でお上手でしたね。あっ、「Do you understand?」だけは分かりました(笑)。
最後は勇弥が負けてしまうんですが・・・でもブルーバックでイメージしながら走るシーンを撮ったということが信じられないくらいリアルな表情で、私は本当に走っているように感じながら見ていました。それと、中村俊介さんとのシーンがいくつもありましたが、中村さんって185センチあるんですよね。長身の朝陽さんが珍しく低く見えましたが、でも最近はモデル出身の背が高い女優さんも多くて、相手役をするにはやっぱり、朝陽さんみたいに最低180センチはないとダメでしょうね。
それで、この映画のメイキングですが、これもすごく面白かったです。これを見て初めて知ったんですが、小道具でバールやスパナのような凶器になるようなものは、役者さんの顔面を怪我させるとダメなのでニセモノにすり替えるんですね
朝陽さんもバールを上手くニセモノとすり替えながら演じておられました。NGシーンもあったりして、楽しかったです![]()
この映画はなかなか手厳しい評価もされてるようですが、朝陽さんに関しては「主役を食ってしまったというくらい存在感があって良かった
」(これって大丈夫なんでしょうか
)という高い評価が多かったですね。また朝陽さんの悪役も見たいなって思います。
今回の写真は、DVDや雑誌の切り抜きの他、マスコミ向けに配られた”プレス”と呼ばれるパンフレットのようなものに、朝陽さんの直筆サインをして頂いたものを載せています。これはマスコミ関係で働いている知り合いがこの映画の取材に携わっていると聞いて、必死に頼み込んでもらってきて頂いたものです。これが唯一持っている直筆サインで、私の宝物です![]()
っということで、この映画はいつもとは随分違う朝陽さんを見ることが出来る作品で、私の中では大好きな映画の一つです。みなさんはこの映画、どんな感想を持たれましたか?ぜひぜひ教えてくださいね![]()
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